Yahoo!のID、パスワードを忘れた場合の復旧方法と登録状況の確認

古賀竜一

古賀竜一

テーマ:セキュリティ対策、個人情報管理

■■■ご注意!■■■
●Yahoo!のID、パスワードを教えるページではありません

●このページのお問い合わせフォームからはID、パスワードを聞き出せません
●このページで私があなたのYahoo!IDとパスワードを教えてくれると思った人はネット利用は危険です。詐欺被害にあう前に身近な誰かに相談してください


思い出せないYahoo!JAPAN IDがわかる方法とは

●YahooのIDは作成が簡単で便利なのですが、IDをたくさん作成してしまってどんなIDで登録したのかわからなくなったり、はるか以前に登録したままですっかり忘れてしまって全然思い出せないことがあると思います。

●また、IDとパスワードをブラウザ(ネット閲覧ソフト)に記憶させてクリック一つで自動入力ログインしていた場合、パソコンの修理や買い替えた際など、様々な原因で自動で出てこなくなり手動で入力が必要になってしまうことがあります。登録時のID、パスワードの控えがなかったり、記憶も定かでなく、わからなくなってログインできなくなってしまう方が大変多いようです。

●それで仕方なくそのまま放置したり、あきらめて他のIDを新たに作成するというちょっとすっきりしない解決法を余儀なくされることになると思います。

●しかし、どうしても以前のIDが必要な場合や、その後IDがどうなっているのか気になるのであきらめきれないという方も多いでしょう。

●そんな時、以下のYahoo!公式ページで、過去のIDやわからなくなったIDを確認することができるかもしれません。

●Yahoo!Japan 「ログインできない場合のお手続き」
https://account.edit.yahoo.co.jp/forgot_acct




●ログインできない場合や作成したIDが分からなくなった場合は、
「ログイン方法を再設定する」
「自分のYahoo!JAPAN IDを探す」
という方法で調査ができるようになっています。



●ID登録時の様々な条件からIDを逆探知するわけです。

●登録時の諸内容が分かっている場合は
「ログイン方法を再設定する」を選択

●登録時の連絡用メールアドレスが分かっている場合は
「自分のYahoo!JAPAN IDを探す」を選択。

●この場合、ID作成登録当時の連絡用メールアドレスが既に喪失していたり、無効になっている、またそのアドレスでメールが受信できる状況にない場合は確認できません。

●以前持っていた携帯やスマホのメールアドレス、以前加入していたプロバイダのメールアドレスなどを連絡用アドレスに設定していた場合、買い替えや機種変更、プロバイダの変更などで以前のメールアドレスが喪失して受信できる状態になければ復旧は難しくなります。

●通常は「自分のYahoo!JAPAN IDを探す」から行った方が良いですが、連絡用メールアドレスも不明な場合は「ログイン方法を再設定する」から行ってみます。それでも解決できない場合は、Web上からの操作では回復や確認が難しいでしょう。

Yahoo!プレミアム会員で料金が毎月発生している場合

●Yahoo!から不明な請求が発生している場合には、以下よりお問い合わせください。
 ※Yahoo!プレミアム会員登録を行っていたIDの場合のみ

「有料サービスを利用しているYahoo! JAPAN IDの登録情報修正(パスワードの再設定)」
https://support.yahoo-net.jp/PccLogin/s/article/H000004649

「Yahoo! JAPAN IDの登録情報修正申請フォーム」
https://inquiry.ms.yahoo.co.jp/application_form/passwd_forgot/input

●以下の公式ページも参照の上、アクセスしてみましょう。
Yahoo!JAPAN ID に関するヘルプ
https://support.yahoo-net.jp/PccLogin/s/

無料利用のサービスで電話対応は無理というもの

●最近ですが、Yahoo!の電話番号を教えてほしいという問い合わせが相次いでいます。電話でパスワードやIDを教えてもらおうという考えかもしれません。しかし、Yahoo!などのWebサービスでは基本的に電話対応が不可です。

以下のYahoo!の公式ページではそもそも、そのような問い合わせには答えようがないと言っています。

Yahoo! JAPAN ID登録手続きの注意点
https://support.yahoo-net.jp/PccLogin/s/article/H000010759


●要するに、本人確認の手段をすべてなくしているのに、仮に電話対応ができたとしても「私は本人で間違いない、そちらで調べたらわかるはずです!」と言うだけではYahoo!側では本人かどうか判断できる材料がありません。極端に言えば、「私の名前と家の鍵の場所を教えてください…」と知らない人に尋ねているようなものなのです。

●しかし、ユーザーにしてみれば、パスワードを登録した際に記録に残っているだろうから、それを教えてくれれば済む話と思っているのかもしれません。今時のWebサービスでは、たとえサービスの運営者であっても、セキュリティー上、個人情報保護の観点からもユーザーのパスワード記録を覗き見ることができない仕組みになっているのです。

●Yahoo!プレミアム会員で料金を払っている場合はともかくとして、無料でIDを作ってサービスを利用しているだけの場合、電話対応までやれっていうのはちょっと違うのではないでしょうか。確かに孫正義はお金持ちですが、だからと言って「使ってやっているのだから電話に出てアフターサービスしろ」というのはあんまりだと思います。

●そんなときのために本人確認用のメールアドレスや電話番号といった「個人情報」という「鍵」が必要なわけで、決してそれは忘れてはいけないんです。逆にYahoo!が「はい、お安い御用です、すぐにわかります!」と言って電話で本人かどうかきちんと確認もしないでスラスラと答えが返ってきたとしたら、それはそれでちょとおかしいと思いませんか? 

●なりすましなどがあるこのご時世では、とてもそんなサービスは怖くて使えないのではないでしょうか? ちょっと考えればわかりますよね。

●Yahoo!に登録すると、登録内容次第では買い物ができたり、有料サービスを受けたり、ビジネスができたりします。お金の問題が絡みますので、たかがYahoo!のIDくらいでそこまでしないといけないのか?…というのは非常に認識不足です。

●ITが世の中を支える時代です。IDの管理というのはIT時代に生きる現代人にとって生活していくのに必要なスキルの一つですから軽視しないようにしましょう。

●特に年度替わりはIT環境にも変化が訪れます。SNSやWebサービスを利用される方は日頃からID管理を忘れずに行っておきましょう。また、メールアドレスの管理も忘れないように。

●以下のコラムも参考にしてください。

「多すぎて忘れる!覚えきれない!IDとパスワード管理の重要性と適切な管理方法」
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5117973/

「急にWebサービスのIDとパスワードが自動入力できなくなった!
わからなくなった場合の 奥の手はこれだ!」
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5051920/


九州インターワークス 注目のページ
「ネットセキュリティー対策 ネットプローブプロジェクト」
ITセキュリティーではこのような考えは間違いです
http://www.kumin.ne.jp/kiw/security.html

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