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古いIMEは使いにくい
●WindowsXPをオフラインにして古いバージョンのOffice専用機として利用したり、Windows7でOffice2010や2013などのMS Officeを使っている方はまだ多いと思います。日本語入力システムがOS標準のまま、または古いバージョンのままになっていた場合、入力・変換が今一つ使いにくい、しっくりいかないと感じることがありませんか?
●どうしてこうまで日本語入力・変換が使いにくいのか?と思うほどイラつく瞬間ってありますよね。
●その時、他に何かいい日本語入力ソフトがないのか・・・ということで選択肢に上がってくるのがジャストシステム社のATOKだと思います。ATOKは日本語変換に特化されたかなり優秀なソフトウェアですがバージョンによってインストールできる環境が限定されます。また、最新版は有償で結構な価格ですから、敷居が高いのが難点です。それで結局仕方なく、使いにくいWindows標準の日本語入力システムであるIMEで我慢ということになってしまいます。
●だからと言って間違っても検索で出てくるBaiduという中国製の日本語入力システムを導入することはセキュリティー上お勧めできません。以前、この日本語入力ソフトがキー入力情報を取得し送信していたことがあり、現在でもユーザーの意思を確認せずPCに組み込まれるなど、マルウェア相当の挙動を示しているからです。
●そこで、今回は日本語変換が今一つのIMEをどうにかできないものか・・という悩みを簡単にそれも無償である程度改善できる方法をご紹介します。
古いOfficeバージョンでも使えるIME2010
●古いバージョンのIMEは、本当に使いにくくて困るのですが、それをIME 2010にバージョンアップすることでこれまで使い難かった操作性や変換が多少改善されて快適さがアップすると思います。
●OSがWindows XP~7で、Office XP~2013のいずれかの正規版を使用されている場合、Microsoft Office IME 2010を無償で利用することができます。
※Windows8以上では利用できません。WindowsXP~7環境でOffice2010、2013の正規版を使用していてIMEが古いままであればアップグレードできます。
●IMEのバージョン確認方法は、IMEツールバーの「ツール」から「ヘルプ」-「バージョン情報」でお使いのIMEバージョンがわかります。
●Microsoft Office IME 2010は
以下のURLからダウンロードできます。※Microsoft公式ページですから安全です。
Microsoft Office IME 2010
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2010/ime/default.aspx?navIndex=3
※Officeが32bit版の場合はx86をダウンロードしてください。
●ダウンロードが完了したら「実行」でインストールします。これまでのIMEに登録した辞書などは引継ぎが自動的に行われます。インストール後に再起動し、日本語入力を行ってみましょう。以前よりも随分快適になっていると思います。
●ATOK並みにとはいかないまでも、少しは使いやすくなるので精神衛生上的にも効果があると思います。
※上記を参考にして行われた際のトラブルなどについては一切の責を負いかねます。作業前にバックアップを取るなどして万が一に備えた上で行ってください。
小規模事業所のIT運用保守講習
「九州インターワークス」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/learning.htm