Yahoo!のID、パスワードを忘れた場合の復旧方法と登録状況の確認
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電話営業でネット検索を求める不思議な手法
最近、電話営業の中には次のような案内を行う業者があります。
「弊社のサービス内容はホームページに掲載しています。今からお伝えする会社名で検索してください」
言われた通りにGoogleやYahoo!で検索すると、確かにその会社のホームページが表示されます。
すると相手は続けて、
「そのページを開いてください」
「サービス内容をご覧いただけましたか?」
「今どのページが表示されていますか?」
などと、サイトの閲覧状況を細かく確認してきます。
ホームページを見ながら説明を受けるだけなので、一見すると特に問題はないように感じるかもしれません。しかし、この手法には見落とされがちな注意点があります。
Webサイトにはアクセス記録が残る
現在、多くのWebサイトではアクセス状況を把握するためにアクセス解析やサーバーログが利用されています。
サイト運営者は、
・いつアクセスがあったか
・どのページが閲覧されたか
・利用しているブラウザ
・利用しているOS
・アクセス元のIPアドレス
などを把握できます。
これはインターネットではごく一般的な仕組みであり、違法なものではありません。
また、IPアドレスだけで個人の氏名や住所が分かるわけではありません。インターネット上で表示されるIPアドレスだけを見て、一般の事業者が個人を特定することは通常できません。
問題は「電話」と「アクセス」が同時に行われること
注意すべきなのは、電話営業とWebアクセスが同時に行われる点です。
例えば営業担当者が電話中に、
「今、ページを開いてください」
と案内し、その直後にアクセスが発生した場合、サイトのアクセス記録と電話中の相手を高い確率で結び付けることが可能になります。
特にアクセス数の少ない営業用サイトでは、
「この時間にアクセスしたのは、今電話で話している相手だろう」
と推測しやすくなります。
その結果、
・電話番号
・会社名
・担当者名
・Webアクセス情報
・アクセス元IPアドレス
といった、本来は別々に存在していた情報が一つのデータとして関連付けられる可能性があります。
本当に欲しいのはIPアドレスではない
こうしたケースで重要なのは、相手がIPアドレスそのものを欲しがっているとは限らないことです。
現在のインターネット環境では、IPアドレスだけでできることはそれほど多くありません。
しかし、
「電話がつながった」
「実在する担当者が対応した」
「指示通りにサイトを閲覧した」
という情報には大きな価値があります。
例えば、
・実在確認済みの企業リスト
・営業に反応した担当者リスト
・ITサービスに興味を示した企業リスト
などとして活用できる可能性があります。
つまり、価値があるのはIPアドレスそのものではなく、「誰がアクセスしたのか」という情報と結び付いたアクセス記録なのです。
なぜしつこく閲覧状況を確認するのか
もし単純にサービス内容を説明したいだけであれば、後でホームページを見てもらう方法もあります。
それにもかかわらず、
「開きましたか?」
「見えていますか?」
「今どのページですか?」
と繰り返し確認する場合は、電話中にアクセスが発生したことを確認したい意図が含まれている可能性も考えられます。
もちろん、すべての業者が悪質であるとは限りません。
しかし、電話営業とWebアクセスを同時に行わせることで、営業先の情報とアクセス情報を結び付けやすくなることは事実です。
不審な場合はその場で操作しない
電話で検索やクリックを求められても、その場で対応する必要はありません。
気になるサービスであれば、
「後で自分で確認します」
と伝え、いったん電話を切ってから冷静に調べることをおすすめします。
インターネット上では、個々の情報だけでは大きな意味を持たなくても、複数の情報が結び付くことで価値が生まれることがあります。
だからこそ、電話の相手に言われるままネット操作を行うのではなく、その必要性を一度立ち止まって考える習慣が大切です。
九州インターワークス
NetProve ネットプローブ「情報管理サービス」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/security.html


