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半田望プロのご紹介

「わかりやすく、ていねいに」をモットーに弱者の救済に力を尽くす弁護士(2/3)

半田望 はんだのぞむ

自らの経験から、社会的に弱い人のために尽くす弁護士を目指す

 常に相談者に寄り添う半田さんが、法律家を志すようになった理由を話してくれました。

「ちょうど中学を卒業するころに阪神・淡路大震災やオウム真理教事件が起こり、大震災の民事トラブルやワイドショーをにぎわせたオウムの刑事、民事事件などを見て、法律への興味を抱くようになりました。実は法律というのは私たちのすぐ身近にあって、すごく大事なものなんだと」

 父親は佐賀大学で教鞭をふるう地球物理学の教授。幼い頃から学者肌の父親の背中を見て育った影響もあり「将来の職業は、父のように何か一つの物事を極めていける専門家がいいなと考えていました」と半田さん。

 それからは法律家を目指して猛勉強し、生まれ育った佐賀から離れ、京都の立命館大学法学部に入学します。その後、同大学院、京都大学法科大学院で勉学を重ね、2006年、司法試験に合格。司法研修生として大分で経験を積んだ後、「地元の方々の力になりたい」と故郷に戻り、佐賀県弁護士会に登録しました。

 ただ、道のりは決して順風満帆ではありませんでした。幼い頃、いじめにあって不登校になったこともありました。また、受験に必要だからという理由だけで、進路とは関係のない勉強をさせられることや、どの学部ではなく、どの大学に進学するかが中心の指導に疑問を抱き高校を中退。大検(大学入学資格検定)を受験して大学進学を果たしました。

「受験勉強をしていた頃はアルバイトをしていたのですが、ある時『高校を中退するようなやつはどうせ働いても続かないだろう』などと言われ、なにくそと(笑)」

 半田さんは、過去の日々を振り返り「そういったつらい体験がたくさんあったからこそ、今の自分があると思っています。だから事件のジャンルや大小を問わず、社会的に立場の弱い人たちの力になれるよう全力で寄り添っていきたい」と胸の内を語ります。

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