耐震化済み「体育館」も倒壊のおそれ
14日、「イタリア」北部の「ジェノバ」で、高速道路の高架橋の一部が崩壊しました。
「ロイター通信」は、「サルビーニ内相」の話として、約30人の死亡者が出たと報じています。
また、「トニネッリ・インフラ・運輸相」は、「巨大な悲劇になった」との見解を示したといいます。
崩壊事件は、14日正午(日本時間午後7時)ごろに発生し、事件発生当時、現場は暴風雨に見舞われていたようで、夏休みのため普段より交通量が多く、地元警察などが救出活動にあたっている模様です。
崩壊した橋は、1967年にできたもので、高さは約90mあるということです。
経年劣化に伴う不適切な維持管理よるものか、建設当初からの欠陥によるものか、調査が待たれるところですが、世界中、どこでも起こりうる事故です。
(写真:ロイター)
(讀賣新聞2018.08.15 抜粋)