「ボストン美術館展」ジャポニズム
「消費者庁」の「消費者安全調査委員会(事故調)」は、2009年に発生したエスカレーターからの転落死亡事故に関して、「国土交通省」へ提出する再発防止策の意見をまとめたといいます。
この中で、「転落防止板」の設置を求める方針といい、来週中に開く「事故調」の会合で、最終報告書として正式に決定するようです。
この事故は2009年4月に、東京都内の商業ビル2階の下り「エスカレーター」乗り口で発生しています。当時45歳であった会社員が、手すりのすぐ横にある吹き抜け空間から約9m下に転落し、死亡したものです。
事故は、飲食店前の通路で記念撮影をした直後であったといい、防犯カメラの映像には、会社員のおしりが下り「エスカレーター」の手すりに接触し、体が手すりの上に持ち上げられて転落した様子が残されていました。
「事故調」は、「エスカレーター」の手すりの動力で成人男性が持ち上がるかどうかをコンピューターによる模擬実験で検証した結果、「エスカレーター」の機種や接触した人の体形にかかわらず、起きうることが確認されたとしています。
「エスカレーター」に乗る際には注意が必要です。
(讀賣新聞2015.06.27)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所