「豊中えびす祭」:服部天神宮
都市問題を研究する「森記念財団」(東京)が10月9日に発表した2014年の世界主要40都市の総合力ランキングによると、「大阪」は前年の23位から26位へ後退し、「東京」は2008年の調査開始以来7年連続で4位となっています。
26位の大阪は2011年に15位まで浮上しましたが、その後は3年連続で下落しています。今年は高級ホテルの客室増など観光面で評価を上げた一方、「東京」「大阪」の両証券取引所の経営統合により、現物株取引が東証に一本化されたことなどが影響して順位を下げています。
「東京」一極集中が進んでいる証拠ですが、「大阪」は梅田や阿倍野で再開発が進み、今後評価が上がる条件はあるとみる向きもあります。
1位は3年連続「ロンドン」で、4位の「東京」は2020年のオリンピック開催で評価が高まれば、順位の状況は変わるといわれます。
ランキングは、世界の主要都市を経済規模や住みやすさ、交通の利便性など6つの分野で総合評価したものです。
《2014.10.10:讀賣新聞》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所