「伏見稲荷大社(京都)」と「すずめ」焼き
「東大寺」(奈良市)で「奈良時代」から続く宗教行事「修二会(しゅにえ)」(お水取り)の本行が1日から始まり、「練行衆」と呼ばれる僧侶らがたいまつに導かれ、修行の舞台となる「二月堂」にこもりました。
「修二会」は、「東大寺大仏」が開眼した752年に始まって以来、一度も途絶えずに引き継がれてきた「不退の行法」といわれています。
「練行衆」11人は「二月堂」の「本尊十一面観音像」に日々の過ちを悔い、体を床に何度も打ち付けるなど、2週間にわたる激しい修行に臨むといいます。
午後7時、世話役の童子が担いだ長さ約6m、重さ約40kgのたいまつに照らされ、「練行衆」が1人ずつ上堂し、「童子」がたいまつを欄干に突き出して勢いよく走り抜けます。
【「お水取り」が終わるまでは暖かくならない。】と語り継がれるように、古都奈良に本格的な春の訪れを告げる風物詩です。
《讀賣新聞14.03.02》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所