「ボストン美術館展」ジャポニズム
「フランス」の高級ブランドグループ、「LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)」は、「イタリア」の高級服飾ブランド「ロロ・ピアーナ(Loro Piana)」の株式の80%を 20億ユーロ(約2600億円)で買収することを発表しました。「LVMH」によると、株式の残り20%は「ロロ・ピアーナ」創業一族が保持し、現在経営を担う「セルジオ・ロロ・ピアーナ(Sergio Loro Piana)」氏と「ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナ(Pier Luigi Loro Piana)」氏は現職にとどまるようです。
「ロロ・ピアーナ」は「カシミア」や「メリノウール」など高級服地の製品で知られる「テキスタイルブランド」です。19世紀初頭より羊毛や高級織物などの取り引きに携わり、1924年にブランドを設立し、世界中の130以上のブティックと取り引きしているとのことです。
これまで6世代に渡り家族経営を維持してきましたが、「LVMH」グループの傘下となることで、伝統を守りながらグループとのシナジー効果により更なる成長を目指すことになります。
なお、同ブランドの2013年度の売り上げを7億ユーロ(約910億円)見込むようです。
《讀賣新聞13.07.12》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所