「バングラデシュ」ビル倒壊

高塚哲治

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テーマ:欠陥住宅

 「バングラデシュ」の首都「ダッカ」近郊で4月24日に起きた8階建てビル倒壊事故で、警察当局は4月27日、死者が350人以上となり、負傷者も2000人に達したと明らかにしました。
 なおも約600人が安否不明といいます。捜索は同日打ち切られる予定でしたが、不明者の家族らが抗議デモを展開し、捜索を統括する軍は、「最後の一人まで救出活動を続ける」と明言しました。
 警察によると、瓦礫の下から声が聞こえるほか、4月26日には約50人の生存が確認されるなど、まだ多数の生存者を救出できる可能性があるといいます。
 一方、警察はビルに入居していた縫製工場の経営者2人を逮捕しました。当ビルでは、事故前日に多数の亀裂が見つかり、警察が避難を指示したが、経営者側は拒否し、不安がる従業員を強制的に働かせたといいます。ビルには縫製工場が5社あり、犠牲者の大半は工場の従業員とされています。ビルの違法建築が判明していますが、所有者は行方不明となっている模様です。








《讀賣新聞13.04.28》


《讀賣新聞13.04.25》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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