「ボストン美術館展」ジャポニズム
総務省の家計調査によると、マイホームを持つ世帯の比率が上昇し、2012年は2人以上の世帯の持ち家率が81.4%と前年から2.5ポイント増え、4年ぶりに過去最高を更新したとのことです。特に伸びているのは低所得層だそうです。世帯年収を5分割したうち一番低い層(平均年収263万円)の持ち家率は今年1月に82.4%で、直近で低かった2011年7月から10ポイント以上も上昇しています。これは、年収別で3位の世帯(平均年収513万円)の80.1%を上回っています。全体の持ち家率も83.7%で、比較可能な1995年以降で最高となっています。
中古マンション価格を示す東証の住宅価格指数はリーマン危機後の2008~2009年を下回り、8年ぶりの低水準で、昨年12月は指数が10カ月ぶりに前月を上回って底打ち感も出たことから、購入意欲を高める要因となっています。
拡大中の住宅金融支援機構の長期固定金利ローン「フラット35」は、主力である21年以上で取扱金融機関の最低金利が1.81%と1年半で0.5%低下し、2003年のサービス開始以来の最低を更新し、「月々の負担をさほど増やさなくてもマイホームに手が届くようになってきた」との指摘もあります。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所