マイベストプロ大阪
高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(たかつかてつじ) / 建築家

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

「双頭レール」:【摂津富田駅】

2013年3月22日 公開 / 2020年12月28日更新

テーマ:一休み

コラムカテゴリ:住宅・建物

 JR【摂津富田駅】の上屋根の支柱には、日本の鉄道開業当初に多く用いられた「双頭レール」が再利用されています。
 「双頭レール」は、上下左右対称のI字型のもので、摩耗すると逆さまにして利用できるよう考えられています。取り付け方法は、チェアとよばれる締結装置に木製クサビで固定し、ねじや釘を使って締結します。
 日本の鉄道黎明期に使用されていた「双頭レール」を利用したホーム上屋は、【摂津富田駅】の他、山陽本線【金光駅】と【笠岡駅】にも現存しているようです。








《讀賣新聞2013.03.17》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

この記事を書いたプロ

高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大阪
  3. 大阪の住宅・建物
  4. 大阪の注文住宅・住宅設計
  5. 高塚哲治
  6. コラム一覧
  7. 「双頭レール」:【摂津富田駅】

© My Best Pro