時間を制する者が経営を制する  ― スーパーマーケット業務改善の現場原則 ―

新谷千里

新谷千里

テーマ:スーパーの業務改善

忙しいのに成果が出ないスーパーマーケット経営。
その原因は人手不足ではなく「時間」の使い方にある。

業務改善コンサル新谷が、現場で結果を出し続けてきた時間活用と業績改善の原則を解説します。

「人が足りない」
「毎日忙しいのに、利益が残らない」
「業務改善に取り組みたいが、時間がない」
これは、私がスーパーマーケットの社長・幹部・店長の方々から、最も多く聞く言葉です。

しかし、25年にわたり数多くの現場を見てきた業務改善コンサルタントとして、はっきり言えることがあります。

経営が苦しい本当の原因は、人手不足ではありません。
「時間の使い方」が、経営を縛っているのです。

スーパーマーケット経営における最大の資産とは何か

経営資産といえば、一般的に
「ヒト・モノ・カネ・情報」と言われます。

もちろん、どれも重要です。
しかし、これらすべてを活かすために、必ず必要なものがあります。

それが“時間”です。

人を育てるにも時間が要る。
売場を変えるにも時間が要る。
仕組みをつくるにも、改善を定着させるにも時間が要る。



時間だけは、
すべての経営者・すべての店舗に、平等に与えられている唯一の資産です。

にもかかわらず、多くの現場では、
時間が「経営資産」として扱われていません。

忙しさに流され、
その日を回すことが優先され、
結果として、未来につながる仕事が後回しになります。

この積み重ねが、
「忙しいのに成果が出ない経営」を生み出しているのです。

業務改善の出発点は「時間の正体」を知ること

私は、業務改善の第一歩として、
すべての仕事を二つに分けて考えることを勧めています。

単純作業
・特別な判断や高度なスキルを必要としない
・比較的短期間で誰でも覚えられる
・価値は「早く・正確に終わらせる」こと

付加価値業務
・売上、粗利益、生産性向上につながる
・売場づくり、人材育成、仕組み化、戦略設計
・価値は「成果を生み出す」こと

多くのスーパーマーケットでは、
単純作業に時間を奪われ、付加価値業務が後回しになっています。

これでは、
どれだけ人が頑張っても、
経営は楽になりません。

成果を出す店舗は、時間の使い方が根本的に違う

業績を伸ばしている店舗に共通しているのは、
「忙しさ」を前提に経営していないことです。

彼らは必ず、単純作業に対して
次の問いを投げかけています。
• この作業は無くせないか
• 減らせないか
• 止められないか


この視点で見直すだけで、
1日10分、20分、場合によっては1〜2時間の時間は確実に生まれます。

そして、その時間を
売上・利益・人材育成につながる仕事に再配分する。

これが、私が現場で結果を出し続けてきた 業務改善の基本原則
です。

時間が変わると、経営の数字は確実に変わる

仮に、1日1時間の時間を創出できたとします。
月に20〜30時間。
半年で約150時間。
1年で300時間以上。

この時間を、
売場改善、数値管理、教育、仕組みづくりに使った店舗と、
「忙しい」で終わった店舗。

1年後、同じ結果になるはずがありません。

私は現場で、
この差が売上、粗利益、スタッフ定着率として
はっきり表れる瞬間を、何度も見てきました。

忙しい経営者ほど、最初の一歩は小さくていい

業務改善というと、
大きな改革や特別な施策をイメージされがちですが、必要ありません。

まずは、
「必要だと分かっていながら、手をつけてこなかったこと」を一つだけ。
時間を決めて、実行してください。

行動を起こすことで、
課題が見え、
改善の優先順位が整理され、
周囲の協力も得られるようになります。
改善は、必ず連鎖します。

時間を制する者が、スーパーマーケット経営を制する

業務改善とは、
効率化やコスト削減の話ではありません。

時間という経営資産を、どう再設計するか。

これこそが、
人手不足時代のスーパーマーケット経営における
最重要テーマです。

もし今、
忙しさから抜け出せず、
将来に不安を感じているなら、
見直すべきは「人」でも「能力」でもありません。

時間の使い方です。
時間が変われば、
経営の景色は必ず変わります。

それが、
私が現場で結果を出し続けてきた、業務改善の結論です。


もし今、
「何から手をつければ良いのか分からない」
「忙しさに追われ、改善の整理ができていない」
そう感じておられるなら、一度立ち止まり、時間の使い方を客観的に見直してみてください。

私はこれまで、スーパーマーケットの現場に入り、
売場・業務・人の動きを整理し、
時間を成果に変える仕組みづくりを支援してきました。

特別な理論ではなく、
今ある人・時間・売場を活かし切ること。
それだけで、経営の景色は確実に変わります。

現在、スーパーマーケットの社長・幹部・店長の方を対象に、
業務改善・時間活用に関する無料相談を行っています。

「相談するほどでもない」 その違和感こそが、改善の入り口です。

今の状況を整理するだけでも、
次に取るべき一手が見えてきます。

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新谷千里
専門家

新谷千里(経営コンサルタント)

有限会社サミットリテイリングセンター

100社以上の業績向上を実現した業務改善のプロ。売れてしまう実践的マーケティングとオペレーション改善とコスト削減。他では教えてくれない理論と実践で、競争の厳しい時代に確実に営業利益を向上させます。

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