コンセプトを立てたら、客層が完全に変わって、売上が大きく上がった! 【リニュアル・オープン支援コンサルティング】
惣菜部門や寿司部門で大きな売上を取りたい一代イベントの節分恵方巻。今回は、その売上を上げるために、2週間前からでもできる(遣るべき)いくつかのマーケティング手法をアドバイスします。
恵方巻の予約販売は勿論ですが、お客に来店を促し、楽しんでもらえるようなイベントを行うなどで、お店の魅力をアピールするのも良いでしょう。
その効果を最大化させるためには、店内ポスターは勿論、SNSを活用して、節分に向けたプロモーションを強化することでお店に関心を持ってもらうことが重要です。
売上アップのポイント
恵方巻の売上をアップさせるためには、まず以下のポイントを押さえておきましょう。
1.事前予約の促進
予約特典や割引をご用意し、事前に予約することで売上を確保します。
2.プロモーション強化
SNSや店頭ポスターで恵方巻の魅力をアピールし、特別感を演出します。
3.多様な種類
さまざまな種類の恵方巻をご用意して、顧客の選択肢を広げることで需要を喚起します。
4.コラボや限定品
人気キャラクターや地元の名産品とのコラボ商品を作り、話題性を高めます。
プロモーション計画
詳しいアドバイスとして、以下の戦略を考えてみましょう。
1.事前予約の強化
予約割引や特典を用意し、予約数を増やします。例えば、早期予約で割引を提供したり、特典として小さな節分グッズをプレゼントするなどが考えられます。
店内告知POPやアナウンス、SNSを活用し「特典」を最大限アピールしましょう。 例えば、「予約特典〆切1月31日まで!」などのキャッチでアピールする。
2.限定商品の開発
地域の食材を使った特別な恵方巻を開発し、他店との差別化を図ります。
例えば、地元の特産品を使ったり、ヘルシー志向の巻き寿司を提供するなど、バリエーションを増やすと良いでしょう。
3.店内プロモーション
事前に店内で試食会を開催し、直接お客様に商品の美味しさを知っていただいて購入率を高めます。
また、店内放送やポスター、SNSなどで恵方巻の魅力をアピールすることも有効です。
4.SNSの活用
InstagramやFacebook、LINEを使って、恵方巻の美味しさや楽しさを伝える投稿を行い、事前予約を促進するキャンペーンを実施します。
動画で巻き寿司の作り方や楽しみ方を紹介すると、さらに興味を引くことができます。また、既存顧客には、LINE会員向けの投稿を計画的に行います。
①インスタのストーリーズ
恵方巻の魅力を短い動画で紹介し、ストーリーズ機能を使って拡散します。カウントダウン機能を使って予約の締切をアナウンスする一つの効果的です。
②ハッシュタグキャンペーン
「#恵方巻2025」などのハッシュタグを使い、ユーザーに投稿を呼びかけます。投稿者の中から抽選でプレゼントを用意することで参加を促進します。
③ライブ配信
恵方巻の作り方や楽しみ方をライブ配信で紹介し、視聴者とのインタラクションに興味を持って楽しみます。
④投 稿
地元のインフルサーエンとコラボし、恵方巻の魅力を発信してコラボレーションしてもらうことで、リーチを拡大します。
5.コラボレーション
地元の有名店や人気キャラクターとのコラボ商品を企画し、話題性を高めることも一案です。
粗利益高の記録を作るには・・・?
売上は高められても、粗利益率が低ければ、計画の意味がありません。売上と同じかそれ以上に粗利益高を高めるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
1.高付加価値商品の開発(アップセル=購入単価を向上させる手法)
プレミアム感のある商品や、他店では手に入らない特別な商品を増やすことで、売価を上げることができます。
2.プロモーションの強化
特定の商品に焦点を当てたキャンペーンや、季節のイベントに合わせた販売促進を行うことで、集客を高めます。
3.原価管理の徹底
高粗利商品を増やすとともに、仕入れコストの見直しを行い、利益率を改善します。
4.セット販売(クロスセル=組み合わせ販売により客単価をアップさせる)
単品だけでなくセット商品を提案することで、お客様都合に合わせて、お得な特典も増やすことができます。具体的なセット販売の例としては、以下のような方法があります
①「恵方巻セット」
恵方巻と一緒に、節分に関連する商品をセットします。例えば、豆まき用の福豆や、節分のお菓子をセットにすることで、お客様に「節分の準備が一度」にできる」という特典を提供いたします。
②「ファミリーセット」
家族向け、恵方巻と家族で楽しめる節分料理をセットにすることで、お客様を大切に、特別な食卓をご提案します。
③「スイーツセット」
恵方巻に加えて、節分限定のスイーツをセットにすることで、顧客ニーズを引きつけます。
2週間前でも、実施できる。また、2週間前だから効果を高められるマーケティング戦略は有ることを理解して、遣れる施策にチャレンジしましょう。
計画が完全でなくても、実施すれば結果が出ます。予期せぬ成果が表れることもあるかもしれません。
売上を上げるためには、「客数を増やすこと」×「客単価を増やすこと」、この簡単な仕組みなのですから。小さなテストを積み重ねていきましょう。