15時の鮮度チェックが、売上と生産性と営業利益を大幅にアップさせる! スーパーマーケット重要戦略
2日前、ある実験店のコンサルを行いました。
午前1時間と、午後2時間程度に分けて、ZOOMを使った、WEBコンサルティングです。
写真は、ミーティング終了後、サブ・リーダーが、グループLINE(経営層、幹部、各担当者)にアップした、今回のコンサルティングの内容と、問題発見、課題設定を行ったものです。
内容を整理すると以下のようになります。
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8/31日 新谷先生webミーティング
【課題と指導事項】
■POSデータの効果的活用 定量データと定性データ
・データを基に、どう行動するかが大事
・データをとるだけでは、意味がない
■POPの効果測定
・〇〇ソーセージのPOPは、効果なければ作り直し再度チャレンジ
■重点企画の反省と対策(次回計画)
・丑の日や涼味関連など、フォーマットに定量データ定性データで落とし込み
■売場づくりの4Pの確認
結果を出すための店長主体業務として、認識し検証する
・プロダクト「商品選定」
・プレイス「展開場所」
・プロモーション「特にPOPと 試食」
・プライス「価格(価値を伝えて値ごろ感を出す)」
■POPの完成度
・『キャッチ』が全てである
・見た瞬間1〜2秒で、感心を向けさせる
・キャッチが、いまいちだと、本文は読まない
・キャッチはターゲット設定が大事⇒具体的なターゲットをイメージする
・キャッチの参考として、近場では、〇〇や、〇〇さんなどを研究する
■インスタ投稿について
・ただの宣伝になってはいけない。
・本当におすすめしたい商品のみ
・〇〇店のおすすめは、オーガニック、産地直送お野菜
・うちにしかない商品など
「何でもないけど、これがある!」を意識してアップしていく
■〇〇マルシェの取り組み強化策 ⇒コンセプトを伝える
・そもそも〇〇マルシェとは? ⇒お客様に伝わっていない
・一番のおすすめポイントは?
・ターゲットは?
・バナーを使用して、目につくように
・陳列も、アイテムも多いため選びづらい
・関連陳列等利用して、アイテムを絞り
・一品一品、自己主張できるようにする
■関連陳列の拡大
・PO Pで商品の良さを伝え
・もっと売れる可能性あり
■惣菜部門の人手不足対策
・惣菜部門の作業指示書の見直し
・作業の優先順位
・作業完了時間を明確に
■畜産部門のロス削減
・畜産部門は、POSデータを活用してランクシールを付ける
・単品管理で、商品ロスを定性値にする
・実地で欠品確認と発注量修正を実施する
■ロス削減(値引、廃棄、欠品)
・POSデータを情報化して活用する
⇒詳しくは、先生の月間・商人舎の原稿をお読みください。
以上、即時、取り組んでまいります。
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ZOOMミーティングの前に、
①前回の課題解決の進捗状況(数値、文字、写真)
②各実績数値
③売場写真
等をデータで送ってもらい、定量データ、定性データを確認共有しています。
その後、時間設定をしてZOOMミーティングを行い、
上記LINEの写真のように、主要メンバーに報告(実行宣言)を行います。
LINEは、ミーティングのサブ・リーダーが行い、エクセルで簡単なToDoリスト(やることリスト)を作成し、実行担当者全員で共有して、作業改善をスタートします。
■結果を出す仕事の仕方を知る
ZOOMミーティングやLINE、エクセルを使うことは、目的ではありません。
高い目標とそれを実現すること。
それによって、
携わった全員が、それぞれにスキルアップを実現してくれること。
そして、
結果として、売上アップ、粗利益アップ、営業利益アップを実現することが目的です。
言うまでもなく、今回のように、ミーティングの生産性を上げることも、その中の一つの要因でもあります。
リアルの会議やコンサルティングと同じで、『考え方』と『やり方』が問題です。
やり方が悪ければ、時間だけを浪費してしまいます。
そのためには、多くの人の行動、その時間をムダにしないためにも、
業務改善の『正しいやり方』を学ぶ必要があります。
時間は有限であり、2度と戻ってこないのですから。
このお店のように、ゆっくり、そして、確実に売上を伸ばいくために・・・。