営業利益は、店長の時間の使い方で決まる⁉【商人舎magazine5月号】原稿
コロナ禍の影響を受けて、
4月中旬から、ZOOMやLINEを使って、コンサルティングやミーティング、プロジェクトの成果報告など、色々遣っています。
これが、思った以上の効果を発揮しています。
お互い移動しなくて済みますから、交通費の削減や、移動時間の削減など、大きなメリットをクライアントと共に享受することが出来ています。
特に、何十人もの会議ともなれば、移動時間の削減分を業務の遂行に充てることが出来ますので、コスト削減と付加価値業務の遂行という、会社全体として、大きな成果を生み出します。
オンライン・コンサルティング実行して分かったことは、多くあります。
例えば、
・相手をしっかり見て、お互いの話をしっかり聞ける
・コミュニケーションの質が上がった
これらは、遣ってみないと経験できないことでもあります。
そして、
事前の段取りを良くすれば、現場を観て遣る時以上に、課題の『発見力』を高めることも出来ます。
例えば、LINEを使う場合、(現在の)売場の写真を何枚も撮ってもらい、WEBミーティングの前にグループLINEにアップしてもらいます。
そのことによって、商品やPOP、売場づくりなど、写真や動画を使って、細かいところまでじっくり確認して、課題を見つけることが出来ます。
そのことによって、細かな点までアドバイスをすることが出来るのです。
また、これまでに、
十数社との大小のコンサルティングやミーティングを遣っていますが、共通して言えることは、リアルな会議のときよりも、会議の時間が短くて済むということです。
お互いに写真を見たり、実績データを見たりして、意見交換や、質問も受けて遣っているのですが、『時間の密度』の高さを感じます。
現場を訪問する時とはまた違った方向で、生産性を上げることが可能であることを発見しました。
ちなみに昨日は、
九州のクライアントとのWEBコンサルティングでしたが、昨日出した課題を、一週間以内に改善する指示を出しました。
そして、一週間後に、改善した現場の写真やデータなどを確認しながら、1時間程度のオンライン・コンサルティングを行い、完全に課題を解決してもらいます。当然その時に、新たなアドバイスを加えることも可能となります。
この様なことは、直接訪問では、時間的にも、コストの上からも、不可能に近いことです。
今回のオンライン・コンサルティングには、オーナーは、参加していません。
しかし、録画やメモに記録を残せますから、レベルの高い報告書も簡単に出来上がっているのです。
ここでも、報告書を書くことのムダな時間を、大幅に削減することが出来ます。
現場には、
・売上を簡単に上げること
・時間を簡単に削減出来ること
・簡単なコスト削減
・お客の不都合(不満)
・従業員の不満
など、生産性を上げて、業績を向上させる方法が山ほどあります。
WEBを活用することも、その一つであることは間違いありません。
オンライン・ミーティングの可能性は、大きいと言えます。
まだまだ、多くの成果や、発見できていない効果も、これから蓄積されていくことだと思います。活用しない手は、有りません。