確実に売上を上げる4つの大原則 スーパーの客単価と粗利益向上策
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、熊本で、業務改善のコンサルティングでした。
主な内容は、新店舗、出店計画です。
大きな企業ではないため、経験値が少ないですから、細部の確認が必要になってきます。
今回は、
・什器計画
・稼働計画(人時売上高予算、月間稼働計画(予算)の策定)
・作業割り当て、作業指示書作成
・基準棚割
・発注書作成
・粗利益管理
・MD計画
・差別化戦略
・中立化戦略
・競合店調査
・接客・接遇(事例対応)
など、各担当者に確認を行い、実行(修正)支持を行いました。
心配なことは、コンセプト、戦略が明確でないこと。
当然、ターゲティング、ポジショニングも明確になっていません。
このあたりが、中小零細企業の持つ、弱さでもあります。
「どうあるべき」「どうなりたい」そのために「どうする」からスタートすることなく、
出店することが目標になってはいけません。
打ち合わせを聞いていても、目的や目標がハッキリしていないため、堂々巡りの会話が続き、時間だけが過ぎてしまいます。
投資コストの考え方も、イニシャルコストに焦点があたり、ランニングコストや仕事のし易さに目がいきません。
重要なことは、商圏内において。どの様に自店の強みを打ち出せるかです。
これは、新店舗においてだけ言えることでは有りません。既存店においても、重要なことです。
このことが実現できれば、大手企業やドラックストアなど、競争店が有っても、心配することはないのです。
独自性を持った店舗が出来ることは、結果的に、商圏全体を活性化することに繋がり、地域生活者の豊かな生活の実現に貢献することになります。
そして、商圏内に独自の存在を確立できれば、確実にビジネスを発展させることが出来ます。
また、そのことが、共有できなければ、力を持った個人が揃っていても、チームとしての力は弱まってしまうことにもなります。
何事も、原則の理解からスタートすることが重要だと思います。