勝負を決める、中立化戦略と差別化戦略!
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、静岡で、クライアントの経営方針発表会に参加しました。
開会の辞、来賓紹介・挨拶の後、
社長より、2019年度の振り返りと、2020年度の事業方針発表。
「目先の売上は追わない。営業利益2倍を目指す!」と、力強い言葉。
私のコンサルティングの根幹の部分を確実に理解してもらっています。
今期の主な方針事項は、
・基本四原則を徹底理解と実践
・商品開発
・生産性向上
また、
・地域密着活動を通して企業価値を高める
そして、
・店舗改装計画
など、来期の大きな成果を感じさせる発表でした。
このクライアントの経営理念の中に、
「真面目な商売を積み重ね、お客の信用を第一とする」という一文が書かれています。
あらゆるビジネスにおいて共通する、基本中の基本の理念だと思います。
しかし、現実の理解実行となると、問題が多い企業も少なくないように思います。
商売は、人と人が行う活動である限り、会社が成長発展、そして、継続するためには、信用は絶対条件です。
なのに、こちら都合のことばかり考えていている企業は、少なくないのです。
当然、そういう企業は、生産性の向上などあり得ません。
店舗の活性化や業務改善に取り組もうとする会社は、この言葉をルールの一番として、現場を見直していけば、ムダの少ない生産性の高い行動がとれます。
社長の発表の後は、
・各担当者からの新年度のアクションプランの発表
・2019年度の取り組み結果報告
・永年勤続者表彰
ここでは、75歳の女性が20年勤続の表彰を受けられていました。
非常に元気で、明るい笑顔。素敵な方です。素晴らしい。
この会社では、このパート社員の方のように、60歳を超えたご高齢の方も多く雇用されています。
若いチーフは、大先輩から「人として」を学びます。
そして、
おばあちゃんのようなパート社員さんたちは、若いチーフを孫のように可愛がり、全員で支えています。
この様に、『見事なチームワークの仕組み』が作られていることは、他の企業でも参考にできる、見習うべき重要なことでも有るように思います。
また、このクライアントは、その他でも、福利厚生の充実や、社員の買い物の大幅割引制度など、従業員のために、多くの良い取り組みを実践しています。
「この会社で働けて良かった」と言ってくれる従業員が多くいることも、素晴らしいことです。
これらのことも、経営理念が支えている大切なことでも有ります。
そして、最後は、私が総括の短時間セミナーです。
ほぼ全員が集まる機会ですから、この時間を利用しない手は有りません。
社長の今期方針について、現場の事例を交えてわかりやすく解説しました。
・基本4原則は、お客の視点で考えて行動すること。
・原則を学び行動することの大切さ。
・業務改善で素晴らしい成果を上げてもらっていること。
・高い目標設定をすることの意義と意味。
など。
そして、最後に、「思考は現実化する」のナポレオンヒルの言葉を借りて、
勤勉と正直、努力だけが
富を築くと信じているなら、
とんでもないことだ。
「目標を明確にする」ことと、
「完全な計画を立てる」こと。
あなたが求める富は、
この中に見つけることが出来る。
目標を持つことの大切さと、もたらされる結果の違いについて。
そして、そのことの価値について解説しました。
全員が真剣な眼差しで私の方を向いて、話を聞いてくれました。
「この会社は確実に進化して、成長する」と確信した瞬間でもあります。
彼らの成長の後押しを出来ることに、大いに感謝です。