人時生産性をアップして、「稼ぐ力」を付ける‼【商人舎magazine6月号】原稿
前年対比90%で、営業利益103万円増益‼
クライアントのオーナーにお許しを得て、実績数値を紹介します。
相場安、来店客数減など、なかなか売上を上げることが難しい状況の中、103万円の増益を出してくれた、チームの話です。
「相場が安い」・・・それがどうした‼
野菜の生産県でもあることから、特に野菜の相場が安くなっています。それに、7月の天候の悪さが追い打ちを掛けます。
こうなると、「売上が悪いのが当たり前」と思ってしまい、下手をすると、無理に売上を追って、粗利益率を大幅に落とすことも、珍しくありません。
しかし、相場安は、これからも続きます。正確に言うと、相場は、上がったり、下がったりを繰り返します。
その様なときに、どう対応するテクニックを持っているかが、重要なことです。
上記の表の様に、売上は、前年比を大きく割っていますが、粗利益額は、確実に前年を超えてきています。
このことが出来れば、何の問題もありません。
「客数減」・・・それがどうした‼
この地域でも、ここ数年、ドラッグストアの進出や競合の進出が起きています。
少子高齢化や足元商圏の人口減は、言うまでもありません。
しかし、決して悲観することは、ありません。ネガティブに考えても、何の解決に繋がりません。
重要なことは、「だからどうする・・・」ということです。
青果チームは、全部門の中で、大きな問題を抱える部門でした。
そういうことで、ここ4ヶ月ほど、集中的に指導をしています。
鮮度と味のこと、在庫管理、作業指示、作業動作、レイアウトなど、変えて行っている途中です。
しかし、決して辛いことを遣っているわけでは、ありません。
「楽に、簡単に、早く、そして、楽しく遣ろうよ」が、改善のスローガンです。
『遣るべきこと』をやれば、粗利益だって、営業利益だって、大幅な改善が可能なのです。
ビジネスの目的
言うまでもなく、稼げなかったら、ビジネスをやる意味がありません。
会社も、そこで働く従業員も不幸です。納税などの地域貢献など、できません。
ところが、スーパーマーケットの殆どの企業は、いまだに目先の売上を追っています。売上は、上がらない環境になっているのに、です。
そして、損益計算書を理解していないオーナーや経営幹部、現場は、当然のこととなっています。
目標の数値を理解していないのですから、儲けが増えるわけが無いのです。
正しく理解していなければ、間違った行動を取ることになります。このことは、要注意であり、改善すべき重要課題と言えます。
やり方が解らなければ、聞けばいいのです。
利益が成長を支える
上記の表は、私が、クライアントの経理部門に頼んで、作成してもらっている、『部門損益表』の一部を切り取ったものです。
「何が問題か」「どう推移しているか」「どこを改善すべきか」が、簡単に分かるようになっています。
実績数値なので、全てをお見せ出来ませんが、数値を「見える化」して、活用できることが、重要ポイントであり、大きな成果を掴むための、重要なツールとなります。
オーナーも従業員も、成長することが、結果的に会社自体を発展させ、地域の人々に貢献することが、できるのです。
適正利益を上げて、更なる成長のためには、ハード面以上に、ソフト面への投資を考えることが重要です。
コンサルティングを受ける。セミナーを受ける。本を読むなど、原理原則を学んで、理解すれば、ムダな行動も少なくなり、生産性は、確実にアップすることになります。
これからが、本番の仕上げ‼
とは言え、紹介したクライアントは、これから、真の成長曲線を描いてもらうことになります。
飛行機で例えるならば、滑走路のスタート地点から走り出し、加速がついて、浮力で前輪が浮き立った、その時点です。
これから、完全に前輪は地面から離れ、やがて後輪も同じように離れ、機体は大空へと飛び立ちます。
そして、成功という目的地へ向かうのです。
飛び立つときは、大きなエネルギーを必要とします。
しかし、スタートを切らなければ、何も変わりません。何処へも行けないのです。
成果が出ていないのであれば、業務改善を考えましょう。
「だって」「でも」「しかし」を、言うのを止めましょう。
「どうしたら出来る」に変えましょう。
前向きに考えていれば、必ず誰かが、応援してくれます。
もし、あなたが、
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