「競争力を確実に向上させる」 オペレーションの改善 と 仕組みづくり 【商人舎magazine】

新谷千里

新谷千里

テーマ:スーパーの業務改善

競争力を上げるためには、『オペレーション』 と 『システム(仕組み)』 の見直しが重要です。

競争力というと、商品力や品揃え、売場づくりやマーケティングなど、『営業戦略』の部分を最初に思い浮かべる方は多いと思います。
しかし、それと同じく大変重要な要素が、日々現場で繰り返されている『オペレーション』、
そして、『システム(仕組み)』です。

成功のための3原則

確かな戦略とそれを実現するためのオペレーション。そして、確実にゴールに導く強いリーダーシップが、チームを成功へと導くのです。


生産性が、会社を将来へと導く 

                                     
競争力が弱い原因の一つは、会社全体としての「生産性が低い」ことです。
その生産性の根本は、現場のオペレーションと、それを保管する会社全体のシステム(仕組み)です。

ドラッグストアや業務スーパー、コンビニエンスストアなどの品揃え、各種サービスの出現など、益々スーパーマーケットという業態の経営環境は、日々厳しさを増すばかりです。
その中にあって、品揃えや価格対応、各種プロモーションの実施など、やらなければならないことがお店には山のようにあります。
ところが、せっかく売上をアップしても、生産性が低ければ、思うように営業利益を拡大することができません。
また、売上が下がってしまうと営業利益は急激に低下して、会社は赤字に転落してしまいます。

出来の良いオペレーションは、やればやるだけ成果が拡大します。
しかし反対に、出来の悪いオペレーションは、頑張れば頑張るだけ収益を悪化させ、場合によっては、現場の労働劣化を引き起こします。

差別化・中立化・生産性の向上

上記の表のように、販売戦略と生産性は、切っても切れない重要な関係なのです。
生産性を向上させる体質になればなるだけ、時間と資金に余裕を生み、差別化戦略の実効性は、確実に向上することになります。

差別化・・・解説

私が今まで観てきた中小企業の多くが、生産性が低く、少し改善を加えれば、現場全体の作業時間を大幅に短縮することが可能です。
そして、この作業時間(人時)は、イコール人件費と直結します。

人件費は、企業間の差はありますが、スーパーマーケットの場合、概ね売上高の10%程度を占めます。
作業時間を短縮できれば、当然のこととして、経費の中でダントツに高い人件費を抑えることが可能なのです。
しかも、ほとんどの場合、改善は大きな苦痛を伴うようなものではありません。
そしてまた、現場のムリが発生するようなことでもないのです。単純に、「やり方を変える」だけなのです。


店内では、200種以上の作業数があります。この紙面上で、その全てを解説することは不可能ですが、
以下に、生産性を向上させるためのオペレーションとシステム(仕組み)について、代表的なものの一部を紹介します。


続きは、こちらからご覧下さい ⇒商人舎magazine8月号


★★★★★『スーパーの業務改善』 その他の参考記事★★★★★

■ 参考記事はこちらから、ご覧ください ⇒ スーパーの業務改善


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専門家

新谷千里(経営コンサルタント)

有限会社サミットリテイリングセンター

100社以上の業績向上を実現した業務改善のプロ。売れてしまう実践的マーケティングと作業改善、そしてコスト削減。他では教えてくれない理論と実地指導で、競争の厳しい時代に確実に営業利益を向上させます。

新谷千里プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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