親族と後見人の役割分担 ☆成年後見vol.10⑤☆
Tさんとは、見守り契約と任意後見契約を結び、お宅に、3か月に一度、訪問しています。
その時の話題は様々ですが、今日は、エンディングノートを持って伺います。
先日、「エンディングノートと遺言」というテーマをいただいて、勉強会でお話しさせていただきました。
それまで、エンディングノートを書いても、法的効果が生じないので、
本人の希望を知っても、遺族としては、その通りにできない場合もあるだろうし、
ごめんなさい!「自己満足・・・」という印象を持っていました。
勉強会の準備をする中で、「エンディングノート」という映画を知ったり、
また、あることがきっかけで、
普通の感覚としては、「法律が世の中の真ん中にでんとあるというものではない!」
ということを実感できたことが、
「エンディングノート」を、多くの方が関心をもって手に取っているという事実に、
謙虚に向き合わせてくれました。
エンディングノートで、やらなきゃならないことを知って、
さて、どうしようかと考えるきっかけとなりますように。
ゆっくりゆっくりと、ノートを埋めていくお手伝いをしていきます。
笑顔の和が広がりますように
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp