縁起物 皇帝の龍のカレンダー
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
多くの尊い命を奪った、阪神・淡路大震災から17年。
今年も、1月17日を迎えました。
被害を受けられた方には、心よりご冥福をお祈りします。
家族全員、無事ではありましたが、それでも、水道が通るようになる3月の末頃まで、
小さな子どもたちを夫の実家に疎開させ、週末に会いに行ったり、迎えにいったりしながら、
親子別々に暮らして・・・。
私たちも、被災者の一人でありました。
直後は、家が崩れて道を塞いでしまったり、景色が傾いているのです。
その瓦礫の上に、持ち主を失ったお人形さんがちょこんと置かれています。
幸いにも、北浜の一軒家をご厚意でお借りすることができたので、3日目には、家を後にしました。
その後の暗い心持は、主に家族が一緒に暮らせなかったことによるものだったのでしょう。
家族あってこその仕事だと、その時以降、その思いは変わることがありません。
大阪に出てきたとき、大阪では、女性がハイヒールを履いている!
そんな当たり前の光景を見て、なんだか、寂しい思いをしたことを覚えています。
あの頃、5年後、10年後を想うことはできませんでした。
お陰様での17年を想うと、
東日本大震災の被害にあった方々に、心を添わせ続けたいと思います。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp