字を上手く書けない方に パイロットボールペン ☆遺言・相続vol.3⑬☆
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
司法書士会は、会員に年間最低12単位の研修を義務付けています。
そんなの関係ないとばかりに、私は年間70単位ほど軽くとっていました。
今年は、他の予定なども入ってきて、以前ほど単位は取れていないと思いますが、
12月18日の日曜日も、新大阪のチサンホテルで、
「意外と難しい!?特例民法法人の移行登記手続」というテーマの3時間研修を受けていました。
どうして、司法書士会主催の研修に限っても、こんなに時間をかけているのかといえば、
司法書士の業務は、登記業務、成年後見業務、裁判業務と幅広く、
また、ここ10年ほどは、社会の変革時期にあたるため、法律の改正が相次いでいます。
そこを、常にキャッチアップしておくことは、必要なことです。
また、自分が特に力を入れている分野の研修があれば、やはり、新しい話題はないか、
他の人はどんな執務をしているのか、気になりますので、出かけていきます。
何にも新しいことはなかった、なんてことは先ずありません。
更に、これは匂うぞ!とでもいいましょうか、これは面白そう!と思う分野の勉強。
これは、司法書士会の研修に限りませんが、不思議とわかります。
純粋に、「知らないこと」を知る楽しさと、
実務家ですから、これは使える!と思えば、実際に仕事に使えるところ。
ここが、一番楽しいです。
「営業」というようなことは、全くできなかったので、
自分が努力できることで、お役に立てればと、今までやってきました。
司法書士にとっては、研修や勉強は仕入れにあたるもの。
これだけでは、実際にはお役に立てませんが、
司法書士そして生活者としての経験や、読書や趣味などが相まって、相談者さんへの「共感」となり、
それが「相談力」に繋がっていくものと思っています。
今日も、研修!そして忘年会に参加してきます。
司法書士佐井惠子
http://www.sai-shihou.jp