親族後見人でなく、専門職後見人が選任される場合 ~☆成年後見 vol.8①☆~
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
任意後見契約をしたいと相談に来られる方の中には、「早く契約したい!」と、仰る方が多いです。
私の場合、最低3か月から4か月はかけています。
そこは、絶対に急いではいけないところだと思います。
今日は、成年後見センター・リーガルサポートでの実務研修に参加しました。
「任意後見契約」をテーマとしたグループで、90分休み時間なしの話し合いとなりました。
メンバーは、全員、任意後見契約の経験があるか、これから契約しようとしている司法書士です。
その中で、任意後見契約を短期間にしてしまいたい依頼者がいるけれど、皆さんはどうしていますか?
という、問題提起がありました。
急ぐ理由は様々でしょうが、私の場合、急いだとしても、ひと月に2回の相談日を入れて、
毎回90分までに抑えて、面談を重ねていきます。
初めから4か月といえば、そんなにかかるの?と、大変!と思ってしまわれるでしょうが、
もともと、聞きなれない契約で、言葉も独特ですので、やっぱり理解していただくには繰り返し、一つ一つが基本です。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp