司法書士事務所の舞台裏 ただただもくもくと
みなさん、こんにちは。司法書士 佐井惠子です。
12月28日で、仕事納めとさせていただきますが、
今現在、無事に終了できるかしら・・・等と、心配していましたが、なんとかなんとか。
お昼頃には書類が揃うと思うので、準備していて下さい・・・というお話しが、ふたつ。
28日は、何時までに持ち込めばいいですか?・・・と。
法務局は、5時まで受けつけします。
とはいえ、オンラインで申請をしますので、法務局に持ち込むための時間は、
考えていただかなくても結構です。
でも、オンラインの障害が発生すると、それを回避する方法にしても、
すぐにできるわけではないので、とたんに間に合わなくなります。
できれば、2時までに持ち込んでいただきたいです。と、お答えしました。
オンライン申請のネックは、添付する登記原因を証明するPDFの内容を、訂正できないということ。
例えば、売買があったことと所有権移転の内容を明らかにしたもの・・・を、
字が一時間違えているとか・・・まず、訂正できないこと。
一度取り下げて、出し直すことになりますが、
権利の登記は、登記の先後が重要ですので、まず取り下げることはできない。
また、どうしても年内に、というご依頼には、税務上の都合という場合も多いようで、
この場合にも、1月になってしまうわけにはいかない登記です。
オンライン申請は、メリットが沢山ありますが、
ちっちゃなミスも、訂正を許さないという厳しい面もあります。
そこが、司法書士が積極的に取り組まない大きい理由かもしれません。
気を抜かず、今年一年をきっちりと終了いたします。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com