東京の親族に代わって後見人就任 ☆成年後見vol.13②☆
みなさん、こんにちは。司法書士 佐井惠子です。
成年後見人の仕事は、財産管理と身上監護といいます。
そんな中、よく専門職後見人といいますが、
成年後見人のプロフェッショナルは、果たして存在するのでしょうか。
ご本人を全面的にサポートするのが、成年後見人です。
不動産の管理や利用、介護サービスの選択、居宅のバリアフリー化、財産管理、食事の選択、マッサージや音楽療法、回想法などなど、様々な切り口があり、全てにプロとなるいうことは難しいです。
それではどうすればいいか?
定食のように、AかBかCの中から選ぶというのでなく、
やはり、自分の生活経験をベースに、想像力を発揮して、ご本人の代弁者になること。
それが大事だと、私は思います。
先日、ご本人に届く郵便物の中から、趣味の発表会の案内を発見しました。
これなら喜んでもらえるかもしれない、見に行けないものかと思っています。
そのためには、一緒に行っていただくご兄弟と介護の方のサポートが必要です。
私の役割は、「行けたらいいなと思うんですけど、可能でしょうか?お願いできますか?」と、
周りに意見を求めたり、協力をお願いする部分だと思っています。
プロの代弁者といいましょうか・・・。
更に可能であれば、成年後見人を中心に、
チームを組んで仕事ができれば、なおいいですね。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com