養子縁組は何度でもといいますが ☆遺言・相続vol.8④☆
みなさん、こんにちは。司法書士 佐井惠子です。
今日、朝一番のお仕事は、家を、同居の妹さんに相続させるとの内容の、遺言書の作成でした。
事前に打ち合わせをしていましたが、具体的な書類はまだ拝見していませんでしたので、
姉妹、揃ってお越しになってから、登記情報で登記簿の内容を確認し、
一方で、親族関係を伺って推定相続人は誰になるかを説明した上で、
どういう内容の遺言をなさりたいのかを伺い、
他の推定相続人に付言事項は必要ないかを尋ねて、
最後に、自筆証書遺言を選択されていましたので、その説明を加えて、
原稿を作成しました。
それから、何枚か書き直しはありましたが、原稿全文を自筆で便せんに書き写し、
実印で捺印して、封筒に入れ、封をしてできあがりです。
お疲れ様でした。いつも、そう言ってしまいます。
例え、短い文章でも、遺言を書くとなると誰しも緊張しますし、
普段使わない漢字も沢山出てきて、出来たときには一仕事やり遂げたといった感じで、
皆さん、ふうと息を吐いておられます。
只今、スムーズに、漏れなく遺言の説明ができるように、シートを作っているところです。
なぜなら、マイホームを誰それに・・・という、相談者のお話をそのまま遺言にするだけではなく、
プラスαの情報そしてアドバイスを、常に一定の品質で提供したいと考えるからです。
折角、事務所までお越しいただいたのですから、
それを知っていたら、もう少し違う内容で書けていたのに・・・のないように。
遺言作成のご相談こそ、正に一期一会、真剣に取り組むものです。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com