誰も教えてくれない!リフォーム予算の考え方についての話
実家の隣もしくは近くの長屋が売りに出たので購入しようと考えている!
或いは、長年空き家にしていた相続した長屋を有効活用しようと考えている。
しかし、予算の確保がなかなか難しく、こだわりを持った、耐震、断熱工事を含めたリノベーションをする考えまでは至らない。
できるだけ予算を抑え、使えるものは使って、それでもできるだけきれいにリフォームして、今度結婚する息子夫婦の新居にしたり、借家として収益を上げたりと考えるケースはそれぞれです。
しかし、根底にある基本的な考えは、大掛かりなリノベーションではなく、200万円くらいである程度快適に住めるリフォームはできないものかという事です。
古い空き家は日本中にあふれています。
お金がないからと言って放置するのは資源の無駄使いです。
もちろんしっかり耐震補強をして断熱工事をして、躯体を補強して自分のニーズに合った家づくりをするのにこしたことはないでしょう。しかし予算には人それぞれ限りがあります。
その予算の中で有効に資産を活用することも大切だと思います。
では中古の長屋を200万円くらいの予算できれいにリフォームすることはできるのでしょうか?
今回は築50年くらいの長屋のリフォームです。
基本は内装の美装と洗面所と洗濯機パンの新設そして隣の家との壁の防音です。
長屋の壁は隣と言えと壁を共有しています。
つまり壁一枚という事です。
長屋のリフォーム工事の際にはせめて遮音シートを貼ってプラスターボードを貼ることによって、完全ではないにしろ、ある程度の防音効果が得ることができます。
畳の部屋が2つあります。
和室をひとつにし、居間を洋間にします。
反対から見たビフォーアフターです。
建具もすべて新調します。
押入れの扉もダイノックシートで美装します。
キッチンは既存のまま使用します。
しかし周りは据えて美装、貼り替えします。
お風呂もそのまま残します。
お風呂の入り口手前に洗面化粧台と洗濯機パンを新設します。
トイレに扉をつけて手洗い器を撤去し隣に出れる勝手口を付けます。
実は隣もご実家のガレージにされているので出入りできるようにしたのです。
すべての内装が新しくなっています。
目障りな電線や洋室の間柱などはすべて壁の中に収めます。
耐震、躯体補強、と設備器具の入れ替えを除けばこのくらいのリフォームは200万円前後で実現が可能なのです。
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