和室をつくるのなら、和室に求めるイメージを明確にしましょう

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:室内リフォーム

和室と言えば、ほとんどの人が畳の部屋を思い浮かべます。しかし、畳が敷いてある部屋がすべて和室かと言えば、必ずしもそうではありません。
例えば柔道場には畳が敷いてありますが、あれは和室でしょうか?激しい稽古に耐え得る床材として畳を用いられているのか、それとも礼節を重んじる神聖な場として畳が必要なのか。いずれにしても畳と呼ぶには違和感があります。
「やはり和室がないと格好がつかない」「一部屋くらい畳の部屋が必要だ」などと、設計の段階では必ず話題になる和室問題ですが、和室という言葉から思い浮かべるイメージは人それぞれです。
生活習慣まで含めた伝統的様式としての和室なのか、単に皮膚感覚として畳の感触がほしいのか?
そのあたりを明確にすることで和室の方向性を探っていきましょう。

格式を重んじた和室


法事や慶事、あるいはお正月など、ここぞという時のためにきちんとした和室が必要なのか?
床の間や書院、あるいは仏間などを設けた格式高い和室は、やはり趣があります。

団欒の場としての和室


茶の間やリビングとして畳のスペースがほしいという需要は多いようです。

横になるために畳の部屋が必要


ごろ寝はやっぱり畳の上、畳のこの感触ははずせない。

和室に何を求めますか?
これから家を建てる、あるいはリフォームするとき、「和室は絶対必要」「一部屋くらい畳の部屋がないと」とお考えの場合、まず何をイメージした和室なのか?
必要なのは格式なのか?雰囲気なのか?畳そのものなのか?
そのイメージする何かを明確にすることで、ニーズに合った和室が、そして住む人にとってのオンリーワンのマイホームが実現することでしょう。


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舘慶仁
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舘慶仁(リフォームアドバイザー)

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長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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