変わる!こんなに古い築80年の長屋をまるで新築のように甦るリフォーム

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:長屋リフォーム

築80年の4軒長屋の端家のリフォームです。



築80年に加え、阪神大震災を経験しているゆえ、建物は棟続きで大きく傾いています。
しかし傾いた建物を起すのはそれなりに費用も掛かり、ましてや連棟の端家だけというのも難しいので、躯体を補強し床や壁を矯正していきます。
そして間取りを住み手に合わせたプランづくりをすることで、まるで新築したようなリフォームになる事でしょう。

まずはプランづくり。


既存間取り


リフォームプラン

プランづくりのポイントはまず、廊下を作り各部屋を通らず各所に行ける、プライバシーの確保です。
既存間取りは昔の日本家屋の間取りで、全て続き間です。
1階には廊下を作りトイレや、縁側に行けるように、また2階には独立した洋室を2部屋設けました。
また浴室へのアプローチとして広い洋室を1/3つぶして洗面所兼脱衣所を作りました。


着工前の縁側から玄関方向を見た様子です。
和室の続き間です。
右側の押入れをつぶして廊下にします。


同方向から見た解体時の様子です。
床・壁・天井すべて撤去し、新たに起していきます。


同方向から見た完成した様子です。
和室のひとつを洋室の居間にして、3枚建ての片引き戸で間仕切りました。
居間の物入れを縮小し、部屋を広くとりました。
収納はほかに階段下や縁側に設けました。
和室の押し入れ部分を廊下にしたので、居間からトイレ、洗面所、隣にお洋室へ行くことができます。


玄関です。


階段前には目隠しに格子の壁を施しました。


2階です。


押入れをクローゼットにして洋室にしました。

古い建物ですが住み手のライフスタイルに合わせて、リフォームするとまるで注文住宅を新築したようなすばらしい住まいが完成しました。
築80年の昭和の初めの建物でも、補強と、断熱をしっかりし、現代のライフスタイルに合わせたプランづくりをすることで、もう一度家族が団欒できる家へと再生することができるのです。

長屋リフォームの費用の考え方
長屋を賃貸物件にするためのリフォームの考え方
古家を150万円でリフォームし賃貸物件に!
尼崎市で築40年の長屋を快適に住む為の低価格リフォーム

長屋を含む全面まるごとリフォームの施工例

お問い合わせ 電話:0120-41-5858  Eメール:info@r-work.jp 舘まで
リフォームワークのHP

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

舘慶仁
専門家

舘慶仁(リフォームアドバイザー)

リフォームワーク

長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

古家再生・長屋リフォームの専門家

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大阪
  3. 大阪の住宅・建物
  4. 大阪のリフォーム・内装工事
  5. 舘慶仁
  6. コラム一覧
  7. 変わる!こんなに古い築80年の長屋をまるで新築のように甦るリフォーム

舘慶仁プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼