連棟長屋の防音対策。共有壁(薄壁)リフォーム事例

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:長屋リフォーム

連棟長屋に住むにあたって悩みのひとつが、隣との壁の問題があります。
連棟なので、ひとつの壁を両社で共有している場合が多く見受けられます。
いわいる壁一枚の状態です。
この壁一枚の状態で生活していると、隣の家の音がよく聞こえます。逆に言えばこちら側の物音やや喋り声が隣に丸聞こえというのが現状です。
夫婦喧嘩などしようものなら恥ずかしくて隣の方と顔を合わすこともできません。
そこでせっかくのリフォームの際に最低限の対策を施しましょう。


まずはこちら、こんなケースは少ないのですが、天井より上の矢切部分が壁もないイケイケです。
これでは壁1枚以前の問題です。
矢切の部分をしっかり壁を作ります。


これで壁一枚の状態になりました。
防音対策をするためには壁をもう一枚葺かすといいのですが、部屋が狭くなることや費用のことを考えると考え処です。
そこで遮音シートを、壁全面にしっかり隙間なく貼り付けましょう。


この方法は完ぺきな防音とまでいきませんが、比較的安価で、そこそこの防音効果が得ることができます。


その上から下地を組みます。


そしてプラスターボードを貼れば、一応の防音効果を得ることができます。
隣の家の話し声や、TVの音など聞こえることはなくなるでしょう。
遮音シートが10m巻で4,5千円です。
壁1面に2.3本必要としても、2万円程度で、そこそこの快適さを求めることができるならお安いものだと思います。
長屋のリフォームをお考えの際には、ぜひ採用してみてはいかがでしょうか?

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舘慶仁(リフォームアドバイザー)

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長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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