失敗しない壁紙選びのコツ

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:室内リフォーム

壁紙の打ち合わせをする際にリフォーム店が用意するのは壁紙の見本帳です。
実物の壁紙を3㎝×4㎝の大きさにカットし、台紙に並べてはったものです。
各メーカそれぞれ自社で作った商品を集めこのような見本帳をつくっているのです。
ところが無地の壁紙でさえイメージがつかみにくいのに、花柄やストライプ、ましてや複雑な柄だったりすると、3㎝×4㎝だけでは余計にわかりにくいものです。一部分から全体を想像するのは、もはや不可能といった方がいいでしょう。なるべく実際に近いものを見なくてはなりません。
小さなサンプルだけで選んでしまうと、いざ壁に貼られてから、あまりの印象の違いに落胆されるという事になりかねません。
そこで壁紙メーカーのショールームを活用されてはいかがでしょうか。
その際にリフォームの図面を持っていくことをお忘れないように。
ショールームにはたいてい畳1畳分の壁紙サンプルがずらりとそろっていて、1枚づつスライドレールで引き出せるようになっています。
まず見本帳を見て好みのものを数点選び、その商品番号を図面上の部屋に書き込みます。
次にその図面をもって大きなサンプルでをチェック。ここでようやくあらかたの雰囲気をイメージできると思います。
柄物を選ぶ時に気をつけたいのが「リピート」です。これは柄やパターンが繰り返される場合のサイズ。
1パターンのサイズと考えればいいでしょう。リピートが大きいとロスが多くなりその分、余分に壁紙が必要になりコストが上がります。
さて、この時点ですんなり決まればいいのですが、実際は迷うことが多いでしょう。
気になった壁紙のサンプルをいくつかもらい、家に持って帰って検討するのが賢明です。
通常はA4サイズ大のサンプルがもらえるので、それを画鋲で実際の壁に貼りイメージしましょう。
不思議とリアルにイメージがしやすくなるのです。



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舘慶仁
専門家

舘慶仁(リフォームアドバイザー)

リフォームワーク

長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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