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コラム

外壁のクラック処理

2014年11月17日

テーマ:外装リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

定期的にメンテナンス行っていない建物は老朽化も早いです。
建物はは外気にさらされています。雨や風、そして夏の暑い太陽の日差しにさらされ日々劣化していきます。
加えて地殻の変動により、建物は常に地球によって揺らされています。長い間建物を揺らされると築古の免震対策がなされてないRC造の建物の外壁は年々ひび割れてきます。そのひび割れを事前に緩和するために10年に一度の塗替えなどのメンテナンスを行わなければなりませんが、そのメンテナンスを怠ると建物にひび割れがが入り、やがてそのひび割れに雨水が侵入し室内では雨漏りが発生します。また壁の中では侵入した雨水が、壁の中の鉄筋を塗らし、錆びが生じてその鉄筋を動かします。するとさらにひび割れが広がりよりたくさんの雨水が建物に侵入し建物を浸食していきます。

そうなってからでは遅いのですが、そうなってからでもできるだけ事態の進行を防がなければ、建物はどんどん蝕まれていくのです。
まずは早めに塗り替えを開始しましょう。
そしてクラックの処理をしっかり行いましょう。
足場を組んですべてのクラック個所を発見します。


かなり大きくひび割れています。


十分なコーキング材が充填できるようサンダーでVの字にカットします。
あえてクラックの幅を広げることにによって、後の工程でシーリング材をしっかりと充填することが可能となります。


Vカットの処理後、コーキングプライマーと呼ばれる下塗り材の塗布を行います。
これは次の工程で使用するコーキング材を、施工箇所へしっかり密着させるために欠かせない作業です。
この工程を省略するとコーキング材が剥がれやすくなり、耐久性が著しく低下する要因となりますので非常に重要な工程です


しっかりノンブリードウレタンコーキング材を充填し、雨水の進入を防ぎます。


コーキング充填後、その周りにカチオンでしごくと、下塗り材がしっかりのるのでこれも外せない工程です。
これでVカットコーキング終点処理は完了です。
この上に塗装作業を3工程施していきます。
外壁塗装を行う上で、クラック処理は重要な工程です。
特にクラック発生の原因が建物自体や地盤が原因によるものであると思われる場合には、施工完了後に同じ箇所で再度クラックが発生する場合があります。
コーキング処理を行っておくと、もし再度クラックが発生した場合でもシーリング材の防水効果が雨水の浸食を防ぐため、雨漏りや内部の腐食を防ぐのに効果があります。

しかしクラックが発生せぬに越したことはありません。
早めのメンテナンスをお勧めします。

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この記事を書いたプロ

舘慶仁

古家再生・長屋リフォームの専門家

舘慶仁(リフォームワーク)

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