「ありがとう」をもらって気づいた、感謝が育てる組織の土台

こんにちは。
ほめ育コンサルタントの道下真介です。
長年、一人で仕事を背負ってきた経営者の方は多いのではないでしょうか。
私自身も、そのひとりです。
一人で決め、一人で動き、一人で責任を取る。
そのやり方に慣れすぎると、誰かと組織をつくることに、かえって戸惑いを感じることもあるのではないでしょうか。
人を増やすほど、頼れる相手が増えるはずなのに、なぜか孤独感が消えないという声を聞くこともあります。
一人で仕事をしてきたからこそ、新鮮だったこと
先日、感謝シートをもらいました。
日頃、クライアントには感謝シートやほめシートを勧めていますが、自分自身がもらう機会には、あまり恵まれてきませんでした。
不動産の仕事も独立で、ほめ育の講演も、基本は一人で立ってきたからです。
だからこそ、ちゃんと読んでもらい、感謝の言葉を受け取ったとき、新鮮な気持ちになりました。
一人でやり切ることには、確かな誇りがあります。
けれど、誰かと本気で組んで仕事をするというのは、また違うものなのだと、あらためて感じています。
「共に戦う」は、師匠と弟子とも少し違う
師匠と弟子、先生と生徒という関係も、人を育てる大切な形だと思います。
ただ、今回感じているのは、それとも少し違う「共に戦う」という感覚です。
上下ではなく、横に並んで、同じ景色を見ながら進んでいく関係です。
一人で背負ってきた責任を、誰かと分かち合えることには、これまで気づかなかった心強さがあります。
任せることに不安を感じる方もいるかもしれませんが、分かち合うことは、弱さではなく、次の段階に進むための力なのだと思います。
一人で完璧を目指すよりも、誰かと補い合いながら進むほうが、結果として遠くまで行けるのではないでしょうか。
一人経営の限界と、組織へ踏み出す意味
事業を拡大していく経営者と話すとき、必ず出てくるのが「人がついてきているか」という問いです。
一人で走っているうちは、この問いは生まれにくいものです。
けれど、誰かと共に仕事をしようとした瞬間から、育成力という視点が必要になってきます。
一人で頑張ってきた経営者ほど、この切り替えに戸惑うのではないでしょうか。
私自身、まだその途中です。
責任を重く感じさせず、楽しく関わってもらいながら、しっかりお客様に貢献できる関係をつくっていく。
それが今の目標であり、この積み重ねが、いずれ組織の信頼関係や、離職率の低さにもつながっていくのではないかと、仮説として感じています。
一人で抱え込む経営から、共に戦う経営へ。
その切り替えは、規模の大小にかかわらず、誰にでも訪れるものではないでしょうか。
拡大を急ぐよりも、まず身近な一人と、丁寧に信頼関係を築くことが、遠回りのようで一番の近道だと感じています。
今日からできる一歩
一人で抱えていることを、一つだけ誰かに渡してみてください。
そして、渡したことへの感謝を、言葉にして伝えてみてください。
うまく任せられなくても、まずは小さなことから始めれば十分です。
任せた相手が失敗しても、その挑戦自体に感謝を伝えることが、次への一歩につながります。
「共に戦う」関係は、そんな小さなやり取りから育っていくはずです。
一人で頑張ってきた自分を認めながら、これからは誰かと共に歩んでみてください。
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