【法律改正】2018年6月成立「働き方改革」解説~中小企業の定義
新型コロナウイルスの影響で「小学校が休校」になり、
会社を休まれた方向けの助成金の申請がスタートしました。
厚生労働省内のページに詳細が出ておりますが、
弊所でもポイントを以下の通り抜粋いたしました。
【助成金概要】新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応
1.対象者
・対象となるのは、小学校、放課後児童クラブ、保育園、幼稚園、認定こども園に通う
児童がいる方(中学校は対象外)で、通常の有給休暇とは「別の」特別休暇を
取得した場合です
・保護者の自主的な判断で休ませた場合は対象外
2.対象期間
・令和2年2月27日から3月31日
・ただし、学校の元々の休日「以外」の日が対象。
(※春休みや日曜日など元々休みの日は対象外)
※コロナウイルス感染の疑いがある学校に通っていた場合は、春休みなども対象
3.対象となる賃金
有給休暇を取得した対象労働者に支払った賃金相当額×10/10
*1日1人当たり8,330円を助成の上限とする。
*通常の有給休暇を取得した際に支払う賃金を支給する。
(就業規則に「通常の賃金」または「平均賃金」などと定めてあるかと思いますので、
その通り支払う必要があります)
4.対象となる休暇
・半日単位の休暇、時間単位の休暇も認める(その時間に対応する賃金を払えばOK)
・時短(時間短縮)は、休暇制度ではないので、対象外。
5.就業規則の規定
就業規則に今回の休暇について定めておく方が望ましいが、なくてもOK
【小学校休業等対応助成金 申請の方法について】
1.申請方法
(1)申請書類をダウンロード
(厚労省ページの下の方にあります)
・様式第1号
・様式第2号(有給休暇取得確認書)
・様式第3号(支給要件確認申立書)
・様式第4号(支払方法・受取人住所届)
(2)郵送にて申請
郵送先はこちらのページに記載されています(地域によって郵送先が異なります)
※必ず簡易書留等、配達記録が残るよう送って下さい
※提出書類は必ずコピーを取っておくようにしてください
2.提出書類
申請書に加え、以下の添付書類の提出が必要です。
(1)労災保険の加入が確認できる書類(労働保険料申告書など)
(2)有給休暇を取得したことが確認できる書類(出勤簿・休暇届・賃金台帳など)
(3)年次有給休暇と同じ額の給料が支払われたことが確認できる書類(賃金台帳)
(4)勤務日が確認できる書類(シフトや就業規則、雇用契約書など)
(5)小学校・幼稚園が臨時休校したことがわかる書類(小学校からのお知らせなど)
その他詳細は、こちらのリーフレットに記載されています。
3.申請期間
2020(令和2)年3月18日~6月30日まで
4.問い合わせ・不明点
コールセンター 0120-60-3999 (土日祝も対応しています)
詳しくは、厚労省のページをご覧ください。
【最後に】
通常の助成金は条件や内容が細かく煩雑ですが、今回の助成金については、
会社様からでも十分に申請できる内容かと思います。
該当者の方がいらっしゃる場合は、ぜひ申請されてみていただければと思います。
ただ、もしお忙しくて手が付けられないなど、
申請代行をご希望される会社様がいらっしゃいましたら、
弊所までお問い合わせくださいませ。
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