コラム一覧：賃貸借契約
取壊し予定建物の借家 一時使用目的の借家
2017-05-26
それぞれの特徴 ●取壊し予定建物の借家・「法令」または「契約」により、一定期間を経過した後に建物を取壊すことが明らかな場合には、建物を取壊すこととなる時期に賃貸借が終了する旨の賃貸借契約...
原状回復のガイドライン 特約の問題
2017-05-16
特約の可否 ●特約の可否・原状回復のガイドラインでは、通常損耗分の補修費用を借主の負担とする旨の特約自体は可能であるとしています。●特約の有効性や要件・ただし、経年変化や通常損耗に...
連帯保証人 保証契約の成立
2017-05-11
連帯保証契約 ●現在では、締結される保証契約は、書面にて保証意思を確認しなければ、その効力は生じないものとされています。これは、保証契約は他人の債務につき責任を負うものであることから、保証...
賃貸借契約 契約当事者の確認
2017-05-03
当事者の確認 ①当事者の確認・当然ですが、貸主となる人、借主となる人のいずれも特定されているかどうかの確認が必要となります。個人であれば住所と氏名で、法人であれば名称（商号）、代表者名、...
賃貸借契約の成立と３７条書面の交付義務。
2017-04-30
契約の成立と業者の義務。 ●契約の成立。・契約は、当事者同士の意思表示の合致によって成立する法的な行為となります。特に契約書を作成していなくても、口頭の意思表示が合致すれば契約は成立する...
賃貸借契約 賃料の支払方法。
2017-04-23
振込方式、持参方式 ●賃料の支払方法としては、①金融機関を通じて支払う方法と、②貸主に直接支払う方法とがあります。①の方法としては、毎月貸主の指定口座に振り込む振込方式と、あらかじめ借主...
定期借家契約と普通借家契約との相違点。
2017-04-21
その相違点とは ●契約上の相違点は？①契約締結時の説明・定期借家の場合、書面による説明が必要です。・普通借家の場合、原則として不要です。②契約書の作成・定期借家の場合、必要です。・...
一時使用建物賃貸借（一時使用借家）契約。
2017-04-17
一時使用建物賃貸借契約は定期建物賃貸借契約とは異なります。 ●一時使用建物賃貸借（一時使用借家）契約・自己所有住宅の建替えやリフォームなどの仮移転先などとして、短期間の住宅使用を目的とする...
(定期建物賃貸借契約) 再契約の自由と敷金返還義務。
2017-04-13
再契約は新たな契約です。 ●再契約の意義・定期建物賃貸借契約の場合は、期間の満了により契約は終了します。さらに同一の借主が賃借する場合、「再契約」を締結することになり、この場合、貸主が...
原状回復義務 「臭い」の位置づけは？
2017-03-29
タバコの臭い！ペットの臭い！ ●タバコ等のヤニ・臭い 原状回復義務の位置づけ・従前は、「通常の使用に伴う損耗」と位置づけられていましたが、喫煙者の大幅な減少、喫煙に関する社会情勢等にかんが...
建物賃貸借契約 敷金以外の一時金とは？
2017-03-15
一時金の授受の形態 ●一時金・一時金の授受の形態は各地域の慣行に基づき様々です。大きく分けると、次の３つのパターンとなります。①明渡し時において、借主に債務の不履行がない限り、全額借主...
エアコンの水漏れ放置！室内の壁も腐食！ 修理費用の負担は家主か入居者か？
2017-03-04
借主の保管（善管注意）義務。 ●アパートに備え付けてあるエアコンが少し水漏れしていましたが、忙しくもあり特に使用には問題がなかったのでそのまま放置していました。しかし、水漏れがひどくなり、また...
貸家バルコニーの修理費 家賃との相殺は可能か？
2017-02-25
修理費用を家主が払ってくれない！ （事例）「築３０年の古い借家、２階のバルコニーの床一部が割れ、また手すりも壊れて危険な状態にあります。家主に再三修理を依頼しましたが、１ヶ月たっても修理し...
入居者が行方不明！その場合の対応は？
2017-01-25
長期不在と行方不明 ●長期不在入居者の連絡義務と行方不明入居者への対応は。① 長期不在の事前連絡義務賃貸借契約において、入居者が賃借建物を長期（１ヶ月以上）に不在する場合には、貸主に対...
損害賠償責任保険等への加入は義務か任意か？
2017-01-17
損害賠償責任保険等への加入。 ●賃貸借契約書に、「入居者は損害賠償保険に加入すること」という条項があります。・この場合、必ず加入しなければならないのでしょうか？・また、媒介業者の指定する保険...
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