○媒介契約の種類○

宮本裕文

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テーマ:契約の意味と意義


3種類の媒介契約

媒介契約には、①専属専任媒介契約②専任媒介契約③一般媒介契約の3種類があります。また、③の一般媒介契約には明示型と非明示型との二つに分けられます。
そして、媒介契約書においては、当該媒介契約の類型が、どれかを明記しなければなりません。

専属専任媒介契約・専任媒介契約

いずれも、依頼者が他の業者に重ねて媒介や代理の依頼を禁じている形式となります。専任媒介契約は、依頼者が自ら発見した相手方と売買または交換の契約を締結することができますが、専属専任媒介契約では、それはできません。

一般媒介契約

依頼者が他の業者に重ねて媒介や代理を依頼することができる形式を一般媒介契約といいます。このうち、他に依頼する業者を明示する義務があるものを明示型といい、他に依頼する業者を明示する義務がないものを非明示型とされています。

媒介契約の有効期間と解除に関すること

媒介契約が無期限に続くと依頼者、業者の双方にとって不都合なため、契約の有効期間は明示することになります。また、解除についても、その条件と効果を明記しています。なお、書面に明記されていなくても、債務不履行などの場合には、一般的に解除できるとされています。

報酬に関すること

媒介契約を締結する重要な役目は、報酬に関するトラブルを防止することで、報酬の額やその支払方法、支払時期を明記しています。

不動産媒介契約は不動産売買契約を円滑に行うための契約でもあります。



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宮本裕文
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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の入居斡旋をしています。また、宅地建物取引士として37年、その実務での経験と知見を基に不動産のセカンドオピニオンを提案しています。

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