○仮住まい費用○

宮本裕文

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テーマ:ちょっと一息

仮住まいの費用

修繕中の仮住まい


ちょっと一息しませんか

台風や地震で借家の屋根、壁、建具等に被害を受け、居住中では修繕できないため、貸主から1週間程度の仮住まいを求められた場合、応じなければならないか?また、ホテル代等の仮住まい費用は負担してもらえるのか?

応じる義務があります

貸主は、借主が建物を通常に使用できるように維持管理して提供する義務があります。その建物に被害が生じた場合には、当然建物を修復する義務が貸主に課せられます。 
この場合、一時的にその建物を空けてもらう必要があるときは、借主はこれを拒むことは出来ません。

仮住まいの費用は原則借主負担です

そして、仮住まいに掛かる費用も実費となり、貸主には請求できないとされています。

考え方

借主は仮住まいの費用を貸主に請求するのではなく、使用できなかった期間に応じた賃料等の減額を貸主に請求すると考えられています。

但し、貸主と借主の費用負担の合意が当然優先されます。



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宮本裕文
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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

住宅確保要配慮者のための賃貸住宅専門店です。障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の仲介をしています。

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