○貸す覚悟 借りる覚悟○

宮本裕文

宮本裕文

テーマ:ちょっと一息

貸手と借手の相違

ちょっと一息しませんか

貸すも借りるも覚悟が必要?

まだ私が30歳代の頃、「お金を貸すとき、相手を信用して貸した事は一度も無い」「貸した相手から確実に回収する自信があるから貸すだけだ」と、とある金融業者さんが語っていました。
凄みのある言葉でした。
貸すのは簡単、しかし回収は大変な作業、当然ですが。

自己所有の不動産を他人貸す業種

そもそも自己所有の不動産を見ず知らずの第三者に貸すことはとても怖いことです。ある意味、賃貸業も同じ業務形態かもしれません。
賃料を回収する自信があるから第三者に貸す?

意外と借手側は

「お金を貸してくれた=私の信用!」
「新築のマンションが借りれた=私の信用!」
と思っていることもありますが、実は回収をする自信がある相手から借りていることになりそうです。
やはり、モノを貸す、借りる、には相当な緊張感や慎重さが必要なのかもしれません。

家賃保証会社の存在

そして、家賃保証会社の存在で管理業者や家主の自信はさらに強まりました。
入居審査も、滞納賃料の立替も、訴訟等も保証会社の業務となり、業者や家主は賃料回収に自信を得ることが出来ました。そして、家賃保証会社の回収方法は全て法的に処理されます。
その法的な回収方法はかなりハードです。

最後は自己責任

ただし、家賃保証会社が倒産(破産)したら、全ては貸主の自己責任となります。
第三者に「モノ」を貸す、相当な覚悟が必要です。

ちょっと一息でした


○ソーシャルメディア インスタグラム
○コラム内容のご質問はご遠慮ください。
ご相談内容と料金 お問い合わせ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○営業時間 
 平日9:00~17:00 土曜日9:00~13:00
○定休日 
 日曜・祝日・臨時休業あり

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

住宅確保要配慮者のための賃貸住宅専門店です。障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の仲介をしています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

住宅確保要配慮者入居支援のプロ

宮本裕文プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼