貸主と借主の信頼関係の破綻と契約の解除。
確認事項
●分譲マンションの賃貸における注意点は次の通りとなります。
分譲マンションの管理組合が管理規約を定めている場合、賃貸借契約書に、借主はその規約を遵守する旨を明記し、借主にその内容を確認してもらう作業が必要となります。
(通常は管理規約が定められていますので、管理規約のコピー等を交付します。)
●何故なら、管理規約の内容は、借主(入居者)にもその効力が及ぶからです。
また、マンションによっては、専有部分を賃貸借するときには、その旨を管理組合に届け出するよう管理規約で定めている場合もあります。
この場合、貸主(区分所有者)に代わって管理組合に賃貸の届け出をすることも管理業者の業務と考えられています。
●特に注意が必要なのは、マンションの駐車場の利用についてです。
一般的なマンションでは、駐車場の利用方法は管理規約に定められていますが、多くは区分所有者の利用が、借主(入居者)の利用よりも優先されています。
借主が駐車場の利用を希望している場合には、そのマンションの駐車場利用に関するルール等を調べる必要があります。
調査なく、駐車場の利用ができる等の説明はトラブルの原因となります。
最後に、対象物件の使用目的にも注意が必要となります。住居以外の店舗・事務所での使用を希望している場合には、管理組合への確認が重要となります。
なお、住居以外での使用は許可されないことがほとんどです。
インスタグラム
○コラム内容のご質問はご遠慮ください。
○ご相談内容と料金 お問い合わせ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○営業時間
平日9:00~17:00 土曜日9:00~13:00
○定休日
日曜・祝日・臨時休業あり