○独立開業すべきかどうか?○

宮本裕文

宮本裕文

テーマ:ちょっと一息

そのリスク


ちょっと一息しませんか

●不動産業界に限らず、誰でも起業し一国一城の主を夢見ることはあると思います。特に不動産業界は比較的に独立開業しやすい業種かと思います。
私の場合は父の跡を継いだだけですので、自分の力で独立開業した人の覚悟や苦労には本当に頭が下がります。

●なぜ、住宅・不動産会社に勤務後、独立開業しやすいのか?

①動機がはっきりしている
会社の待遇に不満を持っている 特に報酬面
②営業マンの頃に培った人脈がそのままフル活用できる
他業者・銀行・司法書士・建築関係の業者等、「この度独立しました!」でそのままのお付き合いができる(嫌われていた場合を除く)
③比較的独立に係る初期費用が少なくて済む
自宅開業であれば、賃料も不要
④在庫がない
媒介専門であれば基本的に在庫は存在しない
⑤利益率が高い
仲介手数料=売上げとなる

などとなります。

●但し、当然リスクもあり、

①一定の条件を満たさないと不動産業の免許を取得できない
②開業当初は信用がなく銀行等の借り入れに苦労する
③最低1年間の生活費の確保が必要(開業を目指す場合、貯蓄は必要)
④事故・病気の場合の保障がない
⑤収入が不安定

●よく起業セミナーや啓発本などで1~2年目までは広告等に投資をし(赤字)3年目でトントン、4~5年目で黒字に転換とか言われていますが、あくまでも潤沢な資本・資金がある場合で、一般的には独立開業した当年から利益を出す勢いが必要だと思います。

●私の先輩も、56歳で早期退職され不動産業を開業、現在は自社ビルを所有されています。また、逆にトラブルを抱えてしまい開業後僅か数年足らずで廃業した業者も存在します。

やはり、個人の資質と能力が成功の鍵なのでしょうか?

ちょっと一息でした


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宮本裕文
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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

住宅確保要配慮者のための賃貸住宅専門店です。障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の仲介をしています。

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