虫の良い話？　保証人を頼みたいが引越し先は知られたくない！

2018年5月24日公開 / 2021年3月2日更新

テーマ：ちょっと一息

コラムカテゴリ：住宅・建物

連帯保証人の親に住所を知られたくない？

ちょっと一息しませんか

●引越し先を知られたくない　その相談内容

先日、「連帯保証人には親がなってくれるが、親には住所を知られたくない、マンション等を借りることは可能なのか？」との相談を受けました。（連帯保証人に対象物件の住所を知られたくない？虫の良い話ですが）

連帯保証人の親に住所を知られたくない？

どのような親子関係なのかと思いましたが、事情を聞くと納得できる内容でした。しかし、借りる物件や住所も知らずに連帯保証人を受けることは常識的にはありえません。

この場合、その方法は親に連帯保証人を頼まず、緊急連絡先にも指定しないこと、そして家賃保証会社を利用することで、知られずに借りることは可能となります。
親どころか、契約の当事者や関係者にしか知られることは無いと思います。

一般的に、賃貸借契約は本人の署名捺印後に連帯保証人の署名捺印を求めます。よって連帯保証人が契約書を確認する段階で住所等を知ることが出来ます。

家賃保証会社との保証契約書も連帯保証人には契約書の写しが送付されるので知られることになります。（賃貸借契約書の写しを連帯保証人に送付することもよくあります。）

●具体的な方法としては、（物件の選択肢はかなり少なくなりますが。）

①連帯保証人が不要であり、家賃保証契約が可能な物件を探す
②家賃保証契約に緊急時の連絡先が必要な場合は友人、知人に依頼
③知人等を介して家主と直接契約をする（稀に見受けられます）

などの方法があります。（ただし、住民票の移動で判明するケースもあります。）

●親との折り合いが悪く、部屋を借りるケースなど、親子関係で苦労している人は意外と多いと感じられた相談でした。

ちょっと一息でした

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