高齢者の民間賃貸住宅 需要は増え続けていますが・・・。

宮本裕文

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テーマ:賃貸借契約

高齢者の入居者が病気や事故で入院 その時の対応は。


●高齢者の民間賃貸住宅の需要は当然増えています。一方で、トラブルも発生して
います。

●高齢者の入居者が入院したら・・・その時の対応と事前の体制づくり。

・まずは、いつの間にか入院していて、長い間留守になっているような事態が起きない
ようにすることが重要です。

現在では、入院先の病院から入居者の情報を得ることは、個人情報保護の関係な
どから非常に困難となっています。

緊急入院でなければ、事前に入居者本人等から、緊急の場合は連帯保証人等や
緊急時連絡先から連絡が入るように、事前に体制を取っておくことが必要です。

次に、家賃債務保証の利用などにより当面は賃料の心配がなくても、放置しておくと
トラブルが発生しやすくなります。

入居者が入院したまま亡くなられる場合も考えられますので、早めに連帯保証人等や
緊急時連絡先と連絡を取り、万一の場合や今後に備えて対応するようにします。

家主や管理業者、連帯保証人によっては、滞納賃料の心配などから賃貸借契約の
解除を急がれるケースもありますが、入居者にとってその部屋は大切な生活の基盤で
すので、病気やけがの状態も考慮して、できる限り配慮することが望ましいと思います。


緊急時の立入り、借主の承諾は不要か?

○岡山市 不動産コンサルタント 宮本裕文
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宮本裕文
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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

住宅確保要配慮者のための賃貸住宅専門店です。障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の仲介をしています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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