不動産の調査は、「道路に始まり、道路で終わる!」
石綿の使用の有無と調査結果。
●宅地建物取引業者の説明義務
①石綿の使用の有無の調査結果の記録が保存されているときは、その内容と
して、調査の実施機関、調査の範囲、調査日、石綿の使用の有無と使用箇所
を説明します。
ただし、調査結果の記録から、これらのうちいずれかが判明しないときは、売主等
に補足情報を求め、それでもなお判明しないときは、その旨を説明すれば足りる
とされています。
調査結果の記録から容易に石綿の使用の有無が確認できる場合には、その調査
結果の記録を別添しても構いません。
②本説明義務については、売主及び所有者に当該調査の記録の有無を照会し、
必要に応じて関係者等に問い合わせた上、存在しないことが確認された場合又は
存在が判明しない場合は、その照会をもって調査義務を果たしたことになります。
③紛争の防止の観点から、売主から提出された調査結果の記録を説明する場合
は、売主等の責任の下に行われた調査であることを、建物全体を調査したもので
ない場合は、調査した範囲に限定があることを、それぞれ明らかにすることが必要
となります。
④なお、本説明義務については、石綿の使用の有無の調査の実施自体を業者
に義務付けるものではありません。
建物の床下に古井戸があった!
○岡山市 不動産コンサルタント 宮本裕文
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