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売物件の情報 情報の調査と確認が必要な業者物件(業物)のケース。

宮本裕文

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テーマ:ちょっと一息

情報の確認。


ちょっと一息。

直接売却依頼者から売却依頼を受けた宅地建物取引業者から、売物件
の資料を入手し、詳細や事情を確認できる場合は、さほど問題はないと
思いますが、何社もの宅建業者の手を経て回ってきた売物件の資料など
の場合には、資料に記載されている通りの物件かどうかを必ず調査・確認
する必要があります。

現在ではほとんど見かけませんが、以前は宅建業者Aの専任売物件を、
宅建業者Bに持込み客付けをさせ、売買が成立すればA及びBに対して
報酬を請求する宅建業者(ブローカー)も存在しました。
*業物とは、直接売却依頼を受けていない、他業者の売物件情報。

このような物件資料の中には、売却済みであったり、依頼内容とは違う
記載がされていたり、売却の意思決定が確定していなかったりと、かなり
の注意が必要となります。

たまたま手にした売物件情報をうのみにして、買受依頼者に紹介した
結果、「すでに売れていた。」「売りの事実はない。」などという不始末を
起こし、業者としての信用を著しく落とすことになります。

とにかく、何社もの業者間を経た物件情報は、新規に売依頼を受けた
ときの心構えで慎重に調査・確認するか、さわらない(スルーする)かの
選択となります。

ちょっと一息でした。


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宮本裕文(宅地建物取引業者)

富商不動産販売

障がい者「心と体」に特化した賃貸住宅入居支援の専門店です。不動産コラムも随時更新中です。

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