賃貸マンション等の鍵の交換時期と、ピッキング対応キーへの交換費用は入居者負担か？

2015年10月24日公開 / 2021年3月2日更新

テーマ：収益不動産の経営

コラムカテゴリ：住宅・建物

ピッキング対応キーへの交換費用は入居者か家主か？

賃貸不動産の鍵交換のタイミングは、前入居者の退去後に室内リフォームが完了し
、実際の入居者が確定した後にすることが望ましいと思います。

リフォーム業者や不特定多数の入居希望者が出入りした後での交換が、一番安心
できるからです。

この場合の鍵の交換は、「入居者が安心、安全に居住できる物件」を賃貸する責の
ある家主の負担となりそうです。

最近では、ピッキングなどによる盗難の増加によって、通常の鍵では不安を抱く入居者
が増え、ピッキング等に対応した新しい鍵の交換を希望するケースも増えています。

新たな入居者が確定した際に鍵の交換を行った場合には、そのカギがピッキング対応の
鍵でなかったとしても、第三者には容易に開錠することはできないので、家主や管理
業者には特別の事情がない限り、管理責任等は発生しないと思われます。

通常以上の性能を持つとされるピッキング対応の鍵に交換する場合には、交換を申し
出た方が交換費用を負担するのが一般的となっているようです。

ピッキング対応の鍵も様々な種類があるので、家主や管理業者は入居者がどのような
鍵を望んでいるのかを聞取り、専門の鍵業者などで調べたうえで、最適な鍵を提案する
ことがよいと思います。

前入居者が設置したエアコンと修理費の負担は。

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