正しい姿勢で集中力を高めよう!@倉敷市立南中学校①姿勢教育の必要性
■ まっすぐの積み木
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岡山県聴覚障害者 親の会
(岡山県立岡山ろう学校の卒業生の保護者で組織されている会)
「姿勢を調えて、健康に」
「まっすぐ立つ」ことを考えたことはありますか。
立てていればそれは「まっすぐのはず」、と思っていませんか。
あるいは、だんだん姿勢が悪くなってきているから、「まっすぐではない」と思っていますか。
積み木で考えてみましょう。
同じ形・同じ大きさの立方体の積み木を1ミリもずらさずに積み上げたとします。
前から見ても横から見ても柱のようにまっすぐに見えるでしょう。
もしも、2個目以降の積み木を前後左右にずらしながら積み上げるとすると、崩れないように
積み方を考えます。
下の積み木を右にずらしたので、次は左にずらしてバランスを取ろうとするでしょう。
その結果、積みあがった積み木を前や横から見ると、前後や左右にデコボコしていて、
とてもまっすぐとは言い難い状態になっています。
■ 「まっすぐ立つ」時の骨はまっすぐではない
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では私たちの骨はどうでしょうか。
一つ一つの骨は積み木のように同じ形・同じ大きさではありませんから、ずらさずにまっすぐ
積み上げることはできません。
「立つ」ということは、大きさも形も違う骨を形状に合わせながら、なお且つ、前後左右の
バランスを取りながら寸分のずれなく積み上げた状態といえます。
もちろん私たちは骨だけで立っているわけではありません。
「まっすぐ立つ」というのは、一つ一つの骨が緻密な計算によって求められた正確な位置に
積み上げられていることを表しています。
「まっすぐ」というと背中に定規を当てるとピタッと沿うイメージがあるようで、
立っていても座っていても不自然なほどに反る姿勢をとる方が多いと感じます。
それは私たちの骨が積み木と同じようにずれなく積み上がっている状態が「まっすぐ」だと
思っているからではないでしょうか。
206個の骨は積み木ではありませんから、まっすぐには積み上がりません。
■ 「まっすぐ」立っているかどうかのチェック
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「まっすぐ」というのは、重力の中で積み上がった骨の真ん中を通る「重心の位置」や
「中心の軸」をイメージします。
立った時に唯一、床に接している足の裏の加重を感じてみましょう。
・全体に満遍なく圧を感じますか?
・前後の偏りはありませんか?
・左右差はありませんか?
・足の指を感じますか?
これらに差や偏りを感じる方はとても多いです。
ほとんどの方はまっすぐ立っていないのです。
「まっすぐ = 〇、まっすぐではない = ×」という意識が働くと、感じることなく
差や偏りはないものと勝手な判断をしてしまうので、先入観を持たずに感じてみてください。
あまり重要視されることがない「まっすぐ立つ」ことは、実はかなり健康度に影響があり、
メタボ・ロコモ、健康寿命・要介護にも直結するのです。
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