シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
■ 災害から命を守る「避難三原則」その1
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神戸市コミスタこうべ 学童保育
「防災カラダづくり」
東日本大震災では津波によって2万人近くもの方々が犠牲になりました。
しかし、学校での津波防災教育に積極的に取り組んできた自治体によって、ひとりも犠牲者を出さず
周りの大人達の命を救った地域がありました。
自然災害とどう対峙するか、自然とどう向き合うべきか、その教えを集約したものが
災害から命を守る『避難三原則』です。
■ 原則1.想定にとらわれるな!
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【原則1】想定にとらわれるな
ハザードマップを見ると、洪水・浸水・津波・土砂災害などの想定区域が分かります。
学校や自宅周辺が想定区域から外れていると「大丈夫」と思いたいのですが、
そう考えることは大変「危険」なのです。
ハザードマップに示される通りに津波や土砂崩れが起こるとは限らないからです。
だからといってハザードマップを全く見なくてもいい・知らなくてもいいわけではありません。
自宅や勤務先、お子さんの学校などの地域の確認をしておくことは非常に重要です。
国土交通省ハザードマップポータルサイトを利用して、「わがまちハザードマップ」から
お住まいの自治体のHPの情報を見てみましょう。
小学校区ごとに災害種別(洪水・土砂災害・地震のゆれ・地震の危険度・液状化・津波)
などの項目が細かく色分けされているものもあります。
指定緊急避難場所も地震と土砂災害では異なる場合があります。
お住まいの地域によって災害の状況は異なります。
与えられた想定や情報を鵜呑みにするのではなく、自分で状況を判断して行動することが大事です。
普段からあらゆる状況を想定しながらも、「これで大丈夫」ということはないと思い、
目の前の状況から判断する必要性を理解しておきましょう。
■ 子どもの頭は柔軟
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子どもたちは大人に比べて経験が少ないです。
でも、凝り固まった大人の思考に比べると、とても柔軟な発想ができるはず。
いざというときに想定にとらわれず、状況から判断できるために、普段からいくつもの
状況判断をする経験をさせたいものです。
その経験は防災のための避難行動だけにとらわれず、遊びから身につけることも必要。
からだを動かす経験を積み、危険なことから身を守り、ケガを回避することは、避難の際の
判断の材料になります。
「自分の命は自分で守る」からだづくり
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筋肉が正しく使えるための神経の働きを高め、全身のコントロール能力を伸ばします。
経験不足や過剰な危険回避によって、脳の働きが未熟なまま成長している子どもたち。
自分のからだの取り扱い方のプログラムを書き換え、どんな状況にも対応できるからだを作ります。