子どものスポーツで気をつけたいこと @ 真庭市しらうめスポーツクラブ
■ 「呼吸」の奥深さ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岡山市保健所 中央保健センター
平成29年度 栄養教室 運動講習会
「健康づくり運動を始める前のからだづくり」
~体幹・軸トレ・コンディショニング~
健康のために・・それをつきつめていくと究極は「呼吸」。
「??」という感じでしょうか。
「呼吸」は私たちが毎日休みなく行っている「運動」なのです。
生まれた瞬間から死ぬまで、止まることなく延々と続いています。
生まれる時にオギャーと息を吐き、亡くなる時には静かに息を引き取る。
私たちの生死に息・呼吸は大きく関わっていますし、呼吸なくして生きていくことはできません。
ならば、この呼吸の質が健康を左右すると考えても過言ではないはず。
■ 「呼吸」の上手下手が健康を左右
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実際に呼吸の質には個人差が大きいのが現状です。
呼吸が浅い方は、肩こり・頭痛・腰痛・膝痛・冷え・肥満・イライラなど不定愁訴といわれる
症状が多くみられます。
反対に呼吸が深い方は、睡眠も深く質が良い・活発・病気知らず・心身の柔軟性が高いなど
健康的な日常を送っている方が多いです。
健康づくりのために運動をしなければと思うことは大切なことですが、まず呼吸運動から
始めることが無理なく運動を進めることにつながります。
呼吸運動は「よい姿勢づくり」「正しい動きづくり」の基本中の基本です。
動く前に正しい呼吸運動を習得することが健康づくり運動の効果を高める近道になるでしょう。
■ 健康づくりの基本の「呼吸運動」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①まず、リラックス。
座るよりも仰向けに寝たほうがよりリラックスできます。
②ゆっくりと呼吸。
息を吐いた時、吸った時の胸の動き方や大きさを感じる。
③緊張する部位の有無。
単なる呼吸、吐いて吸っての連続だけなので、力が入ることはありません。
呼吸が浅い方は無意識にどこかに力を入れていることがほとんどです。
日常的に行っているのですが、全く気付いていないことが大問題。
この無駄な緊張が心身の不調を招いていることに気づきましょう。
④胸・肋骨の表面をさする
呼吸をすることで大きく動く胸郭全体をさすり、動きやすくします。
手が届く範囲で構いませんので、肋骨がある部分全体を掌でスリスリさすります。
できれば前側だけでなく、脇までさすりましょう。
⑤①~④までを何度か繰り返します。
いかがでしょう。
始めは「こんなもんかな~」と感じていた呼吸が、次第にやりやすく柔らかくなって
きたのではないでしょうか。
呼吸運動の質が高まることで様々な恩恵が受けられます。
呼吸運動によって「よい姿勢づくり」や「正しい動きづくり」のためのコンディショニングの
準備ができます。
体幹・軸トレコンディショニングで心身を調え、自分に合った健康づくり運動へと
ステップアップしていきましょう。
「健康づくり運動を始める前のからだづくり」
~体幹・軸トレ・コンディショニング~
●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
「フットセラピーで検索!」