5月17日は高血圧の日 岡山大学病院・日本高血圧学会 共催 市民公開講座
■ 足の縦アーチがつぶれると・・
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岡山市保育協議会 第4ブロック 研修会
「保育士のためのフットセラピー」
~足の健康は姿勢から~
足は3つのアーチで形作られていて、からだの重みを支えたり、歩く・走るなどの動作において
床や地面からの衝撃を吸収しています。
3つのアーチとは、
①内側の縦アーチ:第1趾(親指)のつけ根から踵までを結ぶ縦のライン
②外側の縦アーチ:第5趾(小指)のつけ根から踵までを結ぶ縦のライン
③横アーチ:第1趾(親指)のつけ根から第5趾(小指)のつけ根を結ぶ横のライン
これらのアーチが一つでも崩れると、足以外の部分にも影響が出てきます。
では、アーチが崩れた状態というのはどのようになっているのでしょうか。
よく耳にするのは「扁平足」ではないでしょうか。
足の縦アーチが落ちてしまい、土踏まずがつぶれている状態。
濡れた足で床を歩いたときに足の裏の形がつくのを見たことがありませんか。
縦アーチがあれば土踏まずが形成されているので、足の裏の内側は床につかず濡れませんが、
扁平足の場合は足の裏の形がかなりの範囲で見えます。
また、立った状態で土踏まずを見てみると、足の裏が床に接していたり、アーチが下がって
隙間があまりなかったりするのが見えます。
■ 足の横アーチがつぶれると・・
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次に女性が気になり、ハイヒールのせいではないかといわれる「外反母趾」。
第1趾(親指)のつけ根の関節が外側に飛び出し、内側に曲がって見えます。
角度によって軽症の場合もありますが、痛みの程度もいろいろです。
重症になってくると、第1趾(親指)が第2趾(人差し指)の上に乗ったり、反対に下から
もぐりこんだりします。
「外反母趾」になる子どももいますので、原因はハイヒールだけではありません。
あまり聞きなれないのですが、「開張足」も見逃せません。
これは第1趾(親指)のつけ根から第5趾(小指)のつけ根を結ぶ横のラインの横アーチが
つぶれて足の横幅が広がっている状態です。
このような足ではペタペタとした歩き方になり、足の裏が痛くなったりします。
足裏の指のつけ根に体重がかかるので、第3趾(中指)のつけ根あたりが固くなり、
マメやタコができやすくなります。
「開張足」をそのままにしていると、「外反母趾」にもつながってきます。
■ 原因は履物だけ?
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自分の足に合っていない履物は、足に異常をきたします。
しかし、足が正しくその機能を発揮するためには、からだの重みをどのように乗せて
支えるか、支えたうえでどのように重心移動をしていくかが重要です。
つまり、足のアーチ構造が本来の働きをしっかりと行えるためには、足の上にある骨格が
どのように乗っているかが重要になってきます。
骨の配列・積み上がり方が少しでもズレると、足への荷重は変化します。
1か所の前後左右へのズレは、1か所以上のズレをもたらします。
その状態での日常動作を何年も何十年も続けていくうちに、足では支え方を変化させて
対応し続けます。
その結果、アーチ構造の破綻や変形をもたらしてしまうのです。
原因は「姿勢」と「動き方」にあります。
足の健康に関わる姿勢とは・・
保育士のためのフットセラピー③ 足の前に「姿勢」 @ 岡山市保育協議会 第4ブロック研修会 へ